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風呂なし物件、若者捉える シンプルライフ築く礎に なんだか最近、私が上京してきたころ(30年前)より生活にかけるお金が全体的に下がっていて。 で、上の記事がまるで「清貧」みたいなとられ方をしているのがおぞましいというか。若者が狭くて古くて風呂もない生活をする人が多くなったのは単純に「金がない」からです。というか、現在の初任給って私の就職した時代より明らかに手取りが減ってます(当時は消費税も3%だし、社会保険料もここまで高くなかった)。バブルの時代じゃありません。すでにバブルが崩壊し、就職難と言われた時代に突入していて。 では今と当時と何が違うかと言えば「親世代にまだ余裕があった」ということなのでしょう。ですが今は違う。あの当時若者だった私のような世代は30年間、好景気というのを体験したことがない世代。それどころか貧困世帯がどんどん広がっていく。では仕事がなくなったかというと、いわゆる正社員になれない派遣社員、契約社員が社会人の4割を占めるような時代。 こうなると「会社で頑張って出世して上に上がる」という選択肢もなく。こういう生活でしか回らない時代が長く続きすぎました。一人で生活するのに手いっぱい、まして結婚して、マイホームをもって、子供を産んで・・・などというのは上流階級の生活 となり。 にもかかわらず政府は大企業の税制優遇は続け、増税のツケを国民に消費税や社会保険料に回す30年間。 上の話に戻りますが、この「若者」と紹介されている人の年齢も27歳・・・もう中年に入る年齢であり。そういうのをまるで「新しいライフスタイル」として好意的に取り上げているのは違和感しかありません。 自ら望む清貧と、やむ負えない生活を強いられている貧困は違う 手取りで毎月最低25万もらえるなら、理由がない限りこんな部屋に住まないと思うぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.20 08:36:19
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