FANTA-G

内閣でまたもや大臣が事実上の更迭というニュース。それと同じくして杉田水脈議員も政務官を事実上の解任

　今回の件について彼女はこんなことを言ってます。

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「先の臨時国会で、私の過去の発言、つたない表現であるとか、そういった、いろいろ厳しいご指摘があり、それを重く受け止めて反省をし、また一部は取り消したが、様々な発言を精査していく中で、やはり私の真意をわかっていただきたいという思いがある一方、その真意がなかなか伝わらないのではないか、理解されないのではないかというようなこともあった」「それで私自身、やはり信念を持ってやってきたので、信念を貫きたいと思う一方、内閣の一員として迷惑をかけるわけにはいかないという思いもあり、総合的に判断して、2022年度第2次補正予算も成立したし、年末の節目ということで、このタイミングで辞表を提出した」

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　まだ言ってるよ・・・自分が差別する意図がなかったと・・・

　過去の彼女の発言を聞けば、直球中のど真ん中な差別発言のオンパレード。特に2016年に国連女性差別撤廃委員会へ参加した際のブログには、アイヌや在日コリアンの参加者について、「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」などと書いていた。

　の、どこに差別的意図がなかったというのか？

　彼女はこの期に及んで「信念を持ってやってきたので、信念を貫きたいと思う」と答えているが、その信念が「差別」ってことなんだよ。この政治家にとって。

　あと、つくづく愚かだと思うのが
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私を支援してくださっている方々がいっぱいおりますので、その方々の代弁者として、しっかり頑張ってまいりたい」

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　というくだり。つまり、彼女を持ち上げ、差別発言に喝さいを送っていたような連中のために今後も頑張る、と言っているのだ。というか、そもそもこの人、有権者の直接選挙で受かったのではなく、自民党の比例代表で当選した議員。彼女を議員であり続けるというのは自民党がそういう考えを肯定していると同義語であり。

　彼女は亡くなった安倍総理に持ち上げられ、愛国保守議員としてここまで登ってきた人。つまり、そういう人たちを「喜ばすために差別発言を繰り返してきた」人。

　しかも、今の岸田総理も、国会で杉田議員を更迭すべき、という野党からの追及に「彼女は能力があり・・・」といった擁護をしていたが、数週間後に更迭。

　その能力とは何だったのかと。