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現在ある名古屋城を改築する計画で、これに対してエレベーターのようなバリアフリー機能を入れるかどうかの問題で、とあることが。
要約すると市民公聴会で一部の発言者がひどい障碍者差別発言を行ったということ。 で、この問題に関して言えば「世の中には一定数、こういった野蛮で無神経な人間は存在する」ということをまず前提に表現の自由を語らなければいけない。今回の公聴会ででたということは、これも「市民にはこういう人もいる」と。 で、そのうえで「それはおかしい。明らかに人権を無視した差別であり、憲法にもある「あらゆる差別の禁止」という視点からも行政行動に反映させるのはいけない」という意見側を採択するのが差別を少なくとも「公の場から排除する」という姿勢です。 よくあるのは極端な、過激な発言者を取り上げることで「意見のバランスをとった」とするケースがありますが、それは遊具のシーソーでいえば支点の位置を恐ろしく偏らせることでバランスをとっているように見せることになりかねない。 バリアフリーに関して言えば、「歴史的建造物ではなく新たに作られる建物である」ということを考えると当然の配慮だと思います。というか、現在の名古屋城だって太平洋戦争で焼失し、新たに当時の現代建築で再建されたのですから。要は文化財としてではなく「名古屋城」という都市のシンボルを作ることが大切なのですから。 歴史を守る、を当時の差別意識まで残す理由にはなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.06 10:33:10
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