昨日配信された任天堂スイッチのこれからのソフトラインナップを紹介する「NINTENDOダイレクト」において、興味深い現象が。それは任天堂以外のサードパーティー紹介作品のなかでまるで示し合わせたかのように「畑で作物を作ったり、自由に生活するスローライフ」をテーマにした作品がいっぱい出てくるという。
これ、この業界ではたまにあって、例えば何か大ヒットすると、それに似たようなジャンルを他のメーカーが一斉に企画が通るようになる。今回はどうぶつの森、あるいはルーンファクトリーシリーズあたりでしょうか。で、同じ時期に作り始めたので完成時期もかぶる。これは脳トレブームの時やモンスターハンター、もっと前だとスト2の格闘ゲームブームなども同じで。
ですが、これは実は危険なことであり。同時期に似たようなゲームがたくさん出るということは個性が目立たなくなる。と、同時にこういうのは結局「本家の続編だけが売れる」ってのがユーザー心理であり。似たような○○ってのはそれだけで魅力がないものですから。
マーケティングというのは「今、はやっているものを調査する」ので、ゲームつくりのように特に昨今開発に数年かかる時代では発売される頃にはすっかり時代遅れになる。ちょっとぐらいの個性の味付けでは「〇〇のパクリ」扱いとしてしか見てくれない徒労ということに。
今回の「スローライフ系」ゲームがはたしてどれだけ売れるのか…
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最終更新日
2023.06.22 10:18:48
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