|
カテゴリ:農業全般
引き続き、「キレイゴトぬきの農業論」から、その他の論点を拾っておこう。 昨今野菜がまずくなっていると言われる。 それから、自然に育てれば野菜は病気になりにくいという思想は間違いと説く。 又、伝統野菜でさえも、もともとは外国から持ち込まれたもので、気候や土地に合わせて改良を加えたいわばもともとは無理筋のものだと分析している。 このように、久松氏は、現場で、生産効率の悪い有機農業にチャレンジし、放射能問題では一時期廃業まで考えたというところまで追い詰められ、それでも美味しい野菜を消費者に届けるべく、奮闘されているようである。 地域や行政との軋轢にめげず、正しいと思われることは主張し続け、その地域の中心となられてますます精進されんことを期待する。 参考文献:「キレイゴトぬきの農業論」(久松達央・新潮選書) ディスカバー(FC2ブログ) 自転車のこととか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年10月31日 10時41分30秒
コメント(0) | コメントを書く |