沿線は今日も写真日和です
先日、東京に行った際、久し振りに常総線を利用しました。 もう何年前になるでしょう。「そういえば、あの日東京に行ったのも、これぐらいの時間だったなあ・・・」と、遠い日の記憶をたどりました。 もうずいぶん前になりますが、「パッチギ!LOVE&PEACE」の撮影が行われた日、たまたま私は東京に行く用があって、常総線を利用しました。行きは、いつもと何も変わらなかったのですが、夜遅く帰って来て、駅のホームに降りたら、 もう~、 びっくり~ 駅は、すっかり70年代の様相になっていて、駅の構内には、京浜東北線のような青い車両、そして、「スト権奪還!」などのはり紙、駅前の広場には、おおぜいの機動隊と警官、機動隊の大きなバス、そしてすごい形相をした人々の隊列・・・ 駅やその周辺は、異様な雰囲気に包まれていました。 「え~っ?? あれ~?? 何これ~?? スト権奪還って、関鉄何やってんの?」 「え~っ! まさか~! 機動隊? どうして?」 と、 一瞬混乱して、たじろぎ、 足早に構内を歩いて、そして、通り過ぎる頃になって、「ああ・・・ そうだ! 撮影だ・・・」と、気がつきました。 「パッチギ!LOVE&PEACE」の撮影があることは、知っていたのですが、すっかり忘れていて・・・ すっかり変わってしまった駅。撮影の時って、こんなふうになるのか・・・と、思いました。 今、こうして記憶の糸をたぐり寄せながらブログを書いていると、どこからか聴こえてくるような気がします。「パッチギ!」や「パッチギ!LOVE&PEACE」のテーマ音楽でもある、イムジン河のあのせつないメロディーが。 関東鉄道は、車両もさることながら、駅もまた、ノスタルジックで、テレビや映画、コマーシャル等のロケにずいぶん使われてきました。 映画「下妻物語」は、下妻駅や騰波ノ江駅で、東野圭吾のドラマ「白夜行」は、水海道駅や新守谷駅で、そして、前述の、井筒監督の映画「パッチギ!LOVE&PEACE」は、水海道駅で、映画「20世紀少年」は、守谷駅で、また、コマーシャルもいろいろ撮影されています。 関東鉄道は、駅や車両が、一時代前の田舎の風景にぴったりなので、撮影には、もってこいなのでしょう。 写真に撮っても面白いのができそうです。 駅の構内や、車内に、こんなポスターがありました。 「鉄道の日」関鉄フォトコンテストの作品を募集しているようです。大賞 賞金50,000円。 「チャレンジしてみようかな」 と思ったあなた 詳しくはこちらをご覧ください