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テーマ:ヨーロッパ旅行(4198)
カテゴリ:フィンランドの結婚式
昨日の日記の続きで、フィンランドの披露宴に出席したお話を書きます。
披露宴の招待客は160名ほどでした。 テーブルだけでも20席近くあったと思います。 会場の入り口に案内係の方に名前を告げ、自分のテーブルを確認します。 私達のテーブルは「Bテーブル」、新婦のご両親たちと一緒です。 主人の隣には3月に来日したLさん(「ぷち民間外交やってます♪」にLさんの日本滞在記を紹介しています。)が座っていますので心強い! テーブルにはこんな可愛い名札が置いてありました。 ハートの名札には、竹串が付いていました。 (これが後でゲームに使われるのですが・・・) 披露宴といったらやっぱりお料理が気になりますよね! 私は「浴衣」で出席したので(←これも日本じゃタブーですね) 背筋をピンと伸ばして、お食事時「粗相のないよう」気をつけなければ。 すでにテーブルには、小さなお皿とナイフとフォークが並んでいました。 お給仕の方がテーブルに回って飲み物をついでくれます。 「お飲み物は、牛乳とコティカルヤどちらにしますか?」 おぉ~披露宴に牛乳とはビックリ! コティカルヤというのは、上の写真の向こう側のグラスの茶色いやつで 自家製ノンアルコールビールといったところでしょうか。 甘味もなくさっぱりとしたのみ口で、あまり炭酸っぽくない感じです。 フィンランドでは普通に家庭で飲まれている飲み物です。 日本で言うと「冷蔵庫に常備している麦茶」という感覚です。 私はコティカルヤ、主人は牛乳をいただきました。 水・コティカルヤ・牛乳は各テーブルにドンと置いてあり 各自が自由にお替りできます(笑)。 牛乳を飲みながら、主人がなにやらあたりを見回しています。 「ねぇ、ビール飲んでる人が一人もいないよ」 どこを見回してもシャンペンやビールのアルコール飲料がありません。 私達はアルコールなしでも全く問題ありませんけれど ノンアルコールの披露宴って初体験です。 たぶんこの会場が教会の会館だからアルコールが出なかったのかも・・。 レストランでの披露宴だったらきっとお酒類も出たと思います。 新郎新婦自らがマイクを取り、「今日は楽しんでくださいね」という挨拶で 宴がはじまりました。 上司の長~~~~い乾杯の挨拶もなく、とっても気軽なスタートです。 まずは前菜。モッツァレラチーズサラダとkateleipa"(カテレイパ)です。 おぉ~~これも驚き!! 前菜が盛られた大皿が各テーブルに配られ、 お客さんが自分で取って手元の小皿に入れています。 披露宴でもセルフサービス! 私も主人もなんか新鮮な感動でした。 年配の方が先とか、上座の方が取ってからなんて面倒なルールもなく 順番に好きなものを好きなだけ取ります。 これいいですよ!苦手なモノはパスできちゃうんですもの。 前菜をいただきながら、新婦のお母さん、新郎のお父さんのスピーチを聞きます。 「今日は遠く日本から娘の友達夫妻が来てくれて嬉しいわ!」なんて 言ってくださって、とっても嬉しい気分でした。 この後「宴」が延々6時間も続くとは知らずに・・・・。 <続きはまた明日> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月17日 22時45分41秒
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