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カテゴリ:耕運機
うわーごめんなさい。5月に書いた記事が途中で放置。kan-techです。
耕運機マメトラPMがバックやらアフターやらのファイヤーを直すため、エンジンをバラして掃除をしている途中で記事は止まっております。 実際は完璧に修理して、シーズン中大活躍でございました。 前の記事からの続きとしてはバルブの傘に付着したカーボンの除去と、バルブシートのすり合わせを行います。 研磨前のバルブの状態です。これはすでにトーチで炙ってカーボンはワイヤーブラシで取り除いております。 ガスバーナー GT-5000 ロウ付 はんだ付 ハンドバーナー 溶接 uxcell 真鍮ワイヤーブラシ メタル 真鍮 ブラストーン ブロンズトーン ハンドル長さ150mm 2個入り 多少段付き摩耗もしているんですが、この辺は研磨で何とかします。 あまりにも大きな段差は研磨とかではどうにもなりませんが、今回の段差は0.1~0.2ぐらいだと思うので、研磨して面を出してしまいます。(0.2mmはかなり大きいですが) こんなカンジで小型フライスにバルブをチャックして低速で回転させながら、油を適度に付けて研磨します。面が丸くならないように研磨するのがコツでしょうか?(バルブシートとの密着性を上げるため) エスコ ESCO 140mm/#600 精密ダイヤモンドやすり(平) EA826NF-60 [I060819] 今回使用したやすりの番手は分からないんですが、ホームセンターのやすりは#100~200程度でかなり荒いので、写真の#600ぐらいのものの方がバルブシートとの密着性が上がるんじゃないでしょうか? バルブ研磨を進めていくと、カーボンの付着から起こる腐食も見られました。この腐食によるピンホール(貫通穴ではなく凹み)が無くなるぐらい根性で磨いていきます。あくまで面が平らであることに気を付けながら。写真ぐらいピンホールが無くなればO.K.でしょう。 当然、バルブのロッドも磨きます。こちらは#600ぐらいの耐水ペーパーで旋盤で低速回転させて油をさしながら研磨します。 これで、バルブの研磨と修復が終わりました。 バルブの研磨とバルブシートの研磨は雑に行うとエンジンが掛からなくなるので、慎重に行いました。 次回はバルブシートの研磨です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/11/25 09:00:06 AM
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