9月15日のコンサート
今日は、都立府中病院での院内コンサートでした。今までで一番たくさんのお客様がいらっしゃたのではないかしら?と思うほど、会場が超満員でしたね。コンサートに遅れずきちんと来られるようにと、昨日のうちに、ご自分の入院しているお部屋から会場まで、わざわざ一度歩いて、ルートを確認していらっしゃった患者さんもおいでになったそうです。コンサート後に、父母会さん達へ、口々に「来て良かったー」と声をかけてくださったり、エレベーターに乗り合わせた役員さんに楽しげに話しかけてくださる方々も、いらっしゃったそうです。飛入り指揮者コーナーには、2人の患者さんと院長先生が参加してくださいました。「明日、退院なので、いい記念になります」とおっしゃって、優雅に指揮を振ってくださったご婦人の満面の笑顔は、忘れられませんね。もうお一人の患者さんも、院長先生も、本当に嬉しそうでした。病院のスタッフの方々も、「前回より、ものすごく上手になってますね!」と、皆さんが褒めてくださっていましたよ。院長先生には、「3年後に新しい大きなホールができますから、そこでぜひ、また、演奏しに来てください」とお誘いいただきました。3年後の出演依頼をいただくなんて、これはスゴいことです!いつものことですが、本番をすれば必ず、いろいろなことが起こります。各自、うまくできたこと、できなかったこと、「もっと上手にやりたかった」と後から思ったこと、などなど、いろいろなポイントがあるでしょう。それらをすべて“次”に生かすこと・・・これが、一番大事です。今日、大きな拍手をくださったお客様方のためにも、“次”がより良い本番になるよう、また、みんなで一緒に頑張っていきましょうね! 今日の本番でK先生がテーマにしていたのは、『強弱のつけ方を工夫して、メリハリと立体感のある音楽を作る』ということでした。この点については、みんな、短いリハーサル時間だったにも関わらず、良く理解して、演奏につなげていけていたと思います。立派でした。強弱を工夫すると、音楽の表情が豊かになりますね。これを忘れないでくださいね。次の練習は、10月7日です。『マザーマ』『クレスト・オブ・オナー』『ガリバー旅行記』のいずれかを練習します。楽譜の確認をしておいてください。