明けましておめでとうございます
新たな気持ちで新年をお迎えのことと思います。今年一年一日一日を大切にして充実した年にしていきたいものです。昨年を振り返れば、自然災害の多い年でした。私の田舎でも3年前の土砂災害の復旧工事は手付かずの状態です。無残な山肌をその当時のままにさらけ出しています。大型台風や豪雨よる土砂災害は今年も発生する可能性が高いようですね。それに南海、東南海などの巨大地震も心配ですね。できる限りの備えをして、なんとか命だけは生き永らえるようにしたいものです。さて、このブログはほぼ毎日投稿してきました。これは今年もぜひ継続していきたいと思っています。今年は8年目に入ります。10年間はぜひ継続してみたいと思っています。できれば生涯にわたって続けたいという気持ちにもなっております。昨年一年間は約37万人の方のアクセスがありました。1日当たり約1000人近くの方がアクセスしてくださいました。日記を見ると1年目3万人、2年目8万人、3年目198000、4年目421000、5年目724,000、6年目1090000、7年目1460000人でした。この数は私のモチュベーションの維持に役立っています。読者のみなさまには、大変感謝しております。ただ現在のところは1000人から1500人程度でそれ以上には増加しなくなりました。改善を加えないと1500人以上にはならないと感じています。次のステップに移行していかないと、森田理論学習の大衆化は難しいと思っています。森田理論の大衆化のためのヒントがありましたら是非ともお知恵をお借りしたと思っています。どうかよろしくお願いいたします。森田先生は神経症の治療として1919年に森田療法を確立されました。そして長らく神経症治療として活用されてきました。多くの成果を上げてきました。ところが昨今では薬物療法、カウンセリング、認知行動療法を初めとする他の精神療法に押されて、その活用の幅はどんどん縮小傾向にあります。私は森田の考え方を現代によみがえらせるためには、神経症の治療としての活用だけでは限界を迎えると考えています。人間の生き方、人生観の確立、夫婦や会社や学校での人間関係の在り方、国と国の付き合い方、子育ての在り方、教育問題、強欲資本主義の改善、人間と自然との共生などに多くのヒントを与えてくれているのが森田理論であります。これらの問題は、精神科医やカウンセラーの守備範囲以外の領域かもしれません。しかし森田理論は、その方面で大いに活用の道を探る時代に突入していると考えています。このような方向で森田理論を活用することを考えてみたとき、とてつもない無限の可能性を感じるのです。森田理論は、理論として普遍的で一貫性を持ってると考えています。森田理論は、日本全国の人、世界各地の人が、全人類の貴重な文化遺産として、学習して応用すべきものとなるのではないかと考えています。そのためには森田理論の考え方がもっともっと身近なものとならなければいけないと思います。分かりやすい本も必要でしょう。SNSやyou tubeなどで積極的にとり上げることも必要になるでしょう。森田療法は確立から今年は101年目を迎えます。100年を一つの節目と考えたとき、森田理論の次の活動のステップに向けて、幅を広げていかなくてはなりません。そうしないと、次の新しい時代は開けてこないと思っています。ゆくゆくは英語版なども付け加えて、世界各国の人に森田の考えを紹介していきたいものです。森田理論の素晴らしさを感じている人は、手を携えてその普及のために協力していきましょう。以上が年頭にあたり私の決意表明です。