なんであたしがあんたの機嫌取んなきゃいけないのよ

人生という名の鬼畜ゲーが完全に詰んだ瞬間、私は初めて本気で自分を振り返った。
知りたいと心の底から思っていたけれど、知らないままの方がいいのかもと逡巡していましたが、知ってしまった今、もう何もかもが終わったーと思いました。
まぁ、知れて、結果的には良かったのかも。
前を向けたというか、前を向くしかないという状況に立っております。
思えば、振り返りたい過去なんか私には一つとしてないな。

営業の情報力って、なんでこんなにすごいの？
あなたは探偵なの？

イケメンの本命の彼女が判明しました・・・


長谷川潤ばりの超絶美女らしいよ。


ひえぇーーーーー何それーーーーーーーー
じゃあなんで私に手ぇ出したのーーーーーー
高身長フェチって、そんなフェチあんのーーーーー！？
あたしの背が高いのはヒールのせいよーーーーーーー

しかし、それを聞いて、大変納得した。
人の人生はおさまるところにおさまるのだと思った。
あの破滅型芸術肌はただの演技で、ふつーに幸福な家庭を築くんだろうな。
（ふつーよりグレード高いんだと思うけど）
あんな風に他人を振り回しまくって、何も構うもんかって我を通すところがかっこいいわ。
欲しいモノ手に入れて、一生光が当たる人生歩んでいくのね。
私は一生忘れないけど、向こうの方では私のことはもう忘れたか、覚えていてもジョークのネタだわ。

生きていることが恥ずかしくてたまらない。
存在の耐えられない惨めさ。
しかし、この状況で私に一体何ができると言うのでしょうか。
泣こうが無駄。死んだら犬死に。

ほらね、もう前向くしかないの。
火遊びが山火事になって、大やけどよ。

ミリヤ姫の「どぉーしてぇーわーたしじゃ、だめなのぉーーー？」が頭に響いてましたが、その理由があまりにも明確だと絶句するしかないね。歌ってる場合じゃないの。
あの人の自尊心を満たせるほどに、私は美しくないのよ。

それ以前に、私のなにがいけないかって、自己受容できないところだってことはわかっている。
自分の存在が後ろめたい。
しかし、自己肯定と受容ができなかったら、この先幸せになれる可能性はゼロだぜ。
自信を持てないまでも、受容はできるようにならねば。

そして、根本的な性質にも問題がありそうだな。
わたし、そもそも人と一緒に生きるのむりだ。
他人と暮らせないし、子ども産んだりしたら、きっと子どもは私を恨むことになるんだろうな。
未来という言葉を聞いて、ほの暗い行き止まりのようなものを想像してしまう。

というセンチメンタル暗澹を実母に相談してみたら
「他人の価値観に縛られ過ぎ。もっと自分の好きなことを好きなようにしろ
結婚しない、子ども産まない人生の何が悪いの？子ども産んだところで何になると思うの？
あんたが私に何かしてくれたことある？
結婚するってことは、他人や子どものために我慢するってことよ。
それをしないって決めたんだったら、死ぬまで自分にだけ投資できるってこと。
有り金全部自分に使いな」
とスーパーナイスアドバイスをもらった。

かあちゃん・・・恩を仇でかえしてごめん・・・
あたし、好きにいきるよ。
とわざわざ言う暇もないくらいに好きに生きていると思う。
なんやかんやでこないだ買ったランバンの靴は可愛いし、エルメスオレンジのバッグは立派だし。

こうなれたら勝ち組イメージトレーニングのために、お部屋にイリーナ・シェイクのポスター貼りました。
前を向いて歩きだすよ。
ヤケクソギザギザハートの反骨精神で俺はイリーナになる！どん！