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美少女戦士セーラームーンS アマプラで配信されてたことに気づき、セーラームーンをS→SuperS→スターズと何度目かの視聴。 幼いころの憧憬のすべてが詰まっているー! 太陽系5戦士の可愛さが異常だし、外部太陽系戦士のかっこよさも異常だ。 はるかさんとみちるさんの麗しさに終始ドキドキしていた。 うさぎちゃんの向上心の無さにちょっと驚き。 勉強はもちろん、運動とか料理とか裁縫とかすべてのシーンで完全な無能さを晒しているのに、うさぎちゃんは自分ができないことにさほどコンプレックスを感じていない。 ちびうさにもっと出来るようになるよう努力しようと思わないの!?と呆れ半分に叱られても、自分としては頑張ったんだからこれでいい、という返し。 セーラームーンの世界観では強さ=魂の輝き=美しい夢を持ってる、だからな。 向上心があって努力しているから強いというわけではないのね。 ジャンプの主人公みたいに技を習得するために修行するシーンがない。 うさぎちゃんの場合、仲間のことが大事だなぁと思った時に魂が一番輝く。 そしてその輝き方が、己の才能を発揮することで魂が輝く他の戦士たちよりも強い、ということでセーラームーンが最強なのかな。 仲間とのつながりが強固になると新しい技が自動追加されるもの。 物凄い才能がある人は孤独にならざるを得ない、という考えがこの世界観にある気がする。 みちるさんもはるかさんもヴァイオリニストとして、F1レーサーとして凄い才能があるけれど、それゆえに孤独にしているしな。その孤独を分かち合えるから一緒にいる感じがする。 二人は才能がない人にはほとんど目もくれないし、才能がある人でもそれを開花させるための努力を尋常じゃない量こなせない人は怠惰くらいに思いそうだからな。 ネヘレニアもセーラーギャラクシアも才能を持っているが故に孤高になり、その孤独の心の隙間から悪に 浸食された感じがする。 はるかさんは目的を達成できない自分へのいら立ちから、あれだけ色んなものを持っていてもなんか余裕がないし、融通きかないし。 何もできない自分を肯定しても良い、というよりも肯定も否定もする必要すらなく自分の存在を受け止められているうさぎちゃんに衝撃を受けたって感じがする。 最終的にパワー勝ちというよりは説得勝ちだもんな。 そんなに自分を犠牲にしてキリキリ努力してどうするんですか?自分に足りないものがあれば、それが得意な友達に補ってもらえばいいのです。友達がいなくて寂しくないんですか?私が友達になってあげますよ、という風に聞こえた。 無能な人間には価値がない=無能な自分は許せないの価値観から解放されて絆された人が多い気がする。 なんでうさぎちゃんが女王になれるんだろうって昔は思っていたけれど、才能・努力の実力主義の外部太陽系戦士が女王だったら、弱者切り捨て型の恐ろしい独裁政治やりそうだけど、うさぎちゃんが女王だったら自分は全くなにもできないから得意なことがある人を取り立てて活躍の場を与えつつ、どんな人もただ存在するだけで価値がある、みたいな多様性を認めて調和を大事にする感じがするから実は一番女王向きなのかもしれないと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.07 18:39:22
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