テーマ:☆動物愛護☆(3962)
カテゴリ:赤ちゃん猫★ラッキーとピクシィ
今日、犬のクロちゃんの散歩をしている時、仔猫たちを拾った少年達と、道で再会しました。
私は彼らの顔を覚えていなかったのですが、向こうは覚えていて、リーダー格らしき少年が、 「仔猫どうなったん!」 と声を掛けてきました。 「仔猫は、病院にいったり、入院したりして、おばちゃんもミルクをあげて、一生懸命がんばったけど、昨日死んでしまったんだよ」 と伝えると 「えー!!!」 と、ショックな様子です。 「生きていた仔猫ふたりとも、とってもがんばって生きてくれたけど、小さすぎてダメだったんだよ」 「・・・」 (少年達無言) 「仔猫を拾ったのは、いつなの?おばちゃんがもらったのは土曜日だったけど、金曜日に拾ったの?」 と聞くと、 「金曜日じゃないよ。もっと前・・」 と言います。 「じゃあ、木曜日?」 「木曜日だったかな。」 「外に置いてたの」 「うん、外に置いてた」 5/21(木)に拾い、2日間も外に置いていたようです。 生まれたての仔猫が、2日間も外に置いておかれては、たまったものではありません・・・ 「生まれたばかりの赤ちゃん猫を、お母さんがいないところで、しかも外に置いておかれたら、おっぱいは飲めないし、おしっこも自分ではできないし、寒くて体は冷たくなるし、弱って死んでしまうんだよ。」 「2日外に置いてたから、死んじゃったのか・・・」 「そうだね・・・とても弱ってしまっていたよ・・・」 「●●おじさんは、暖めたミルクをあげたら大丈夫だって言ってたよ」 と、一人の少年が言いました。 「それは、もっと大きくなった仔猫ならそれでも大丈夫かもしれないけど、生まれたてのこんなにちっちゃな仔猫じゃ無理なんだよ・・・」 最初はへらへらしていた少年もいましたが、もう神妙な顔をして聞いていました。 「今度仔猫を拾ったら、毛布とかフリースとかで暖かくしてあげてね。そして、お母さんとかがダメって言ったら、おばちゃんところにすぐに連れておいで。おばちゃんが、助けてあげるからね。」 「うん、わかった。」 そして、少年達から意外な言葉が。 「今、仔猫どうしてる?」 というのです。 もう死んでしまっている仔猫がどうしてるかを聞かれるとは思っていませんでした。 「おばちゃんちにいるよ。お庭にお墓を作ってあげるんだよ。」 「おまいりに行ってもいい?」 と、一人の少年が言いました。 「よし!今からおまいりに行こうぜ!!」 リーダー格の少年の号令で、4人の少年達がぞろぞろと我が家にやってきました。 亡くなった仔猫たちの亡骸に対面させ、 「がんばったねって言ってあげてね」 と声を掛けると、手を合わせ口々に、 「がんばったね・・」 と言います。 また一人の少年が、 「他の仔猫は?」 とたずねてきました。 「お庭にお墓を作ってあるよ」 と答えると、 「お墓にお参りする」 と言います。 そしてまた、4人ぞろぞろと我が家の庭の、先に亡くなった2頭の仔猫のお墓の前に集まり、手を合わせました。 帰り際、 「もし、また仔猫を拾ったら、どうするか、覚えてる?」 と問いかけると 「あったかくする!」 との返事。 彼らは彼らで、本気で仔猫を助けたかったんですね。 でも、知識もなく、親の助けも得られなかった。 もし今度、彼らが仔猫を拾うことがあったら、その時はきっと、仔猫の体が寒くないように暖めてくれるでしょう。 外に置きっぱなしにすることはないでしょう。 そして・・・我が家に連れてくることでしょう(^_^;) 私も、その日が来たら、今度こそは小さな命を助けてあげたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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うん、知らなかっただけなんだよね。
次は助けられるように、頑張ってね、少年たち~! 子猫たちもお墓参りしてもらえて、きっと喜んでますね…(T人T) 最後にうれしい報告が聞けて、本当に良かったです~!! (2009.05.28 17:02:13)
(〃^ー^〃)歪まないで、染まらないで、手を合わせた時の、その気持ちを、大人になっても忘れずに持ってて欲しいですね。
(2009.05.28 18:40:14)
小さな4匹が 子供達に とても大切な事を教えてくれたんですね。
子供達にとっても 大切な出会いであり、また ふーさんにとっても 子供達に 命の大切さを伝える為の出会いだったんですね。たまこちゃん、玉太郎君にも 尊い経験になったと思います。 悲しい結果になったけれども 少年たちがお参りしてくれて救われた気持ちに 少しなれました。 ふーさん ありがとう。 *携帯からなので、意味不明だったり 気分を害するようなコメントになったらごめんなさい。 (2009.05.28 20:20:57)
こんばんは・・・
野良猫として、誰にも知られずに亡くなってしまうことを考えたら、ほんの少しの間でも大きな愛情を注いでもらえて、、、、、また生まれ変わって幸せになってほしいです 子供たちもその気持ちを忘れずに大人になって欲しいですよね。。。 捨てて来いと言った親のこと、間違ってると学んだでしょうね フサBさん、ありがとうございました・・・ (2009.05.28 20:46:15)
この子達が大きくなって、
たくさんの動物達を救う人になってくれたら、 ラッキーもピクシーもきっと、喜ぶね! この子達の成長を虹の橋で見守ってね。 この子達が大きくなるまで私たちが頑張って、 ラッキーの分もピクシーの分も 1匹でも多く助けよう! ・・・体が持つかなぁ・・・ 頑張れ!脳ミソと体~~~! (2009.05.28 20:48:11)
えにし(縁)
人との出会い、そして生き物の命に出会い別れ。 きっと少年達は、子猫との出会いで大切なことをいっぱい学んでくれたことでしょう。 数十年後、たま少年達に出会える予感さえします☆ (2009.05.28 21:43:03)
悲しい結末だったけど 少年達には尊い経験になったでしょう。彼らが大きくなっても今の気持ちを忘れず動物たちを救ってくれる優しい大人になってくれることを願ってやみません。
ふーさんの努力が大きく実ってくれることでしょう。 お疲れさまでした。有り難うございました。 (2009.05.28 22:30:28)
ふ~さんへ
仔猫たちを最後まで見ていただいてありがとう! 小さな4匹が子供たちだけではなく、このブログを呼んでいるたくさんの人たちの心にいろいろな想いを伝えてくれたと思います。 生まれ変わって幸せになってくれますように。 (2009.05.29 00:17:53) |
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