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カテゴリ:国力とお金
●さて このところの朝鮮半島情勢が緊迫していて、戦争が始まる。いやそうでない・・などと 評論家や知識人などの諸説が入り乱れて、正直我々のような庶民には知る由もないのが実情だろう。 戦争になるかもしれないし、ならないかもしれない それこそ神のみぞ知るというところだ。 ●視点を変えて、エネルギー安全保障を考えれば、結構日本は正念場を迎えている。 それは、ずばりメタンハイドレートの話だ。日本列島の周りには おおよそ100年分のメタンハイドレートが埋まっている。2000年から2018年まで、日本政府は、エネルギー自給を目指して、海底に埋もれる資源の開発に挑戦してきた。すでに2年ほど前か、海底からメタンガスを採取することに成功している。来年はその最終年度だが、ラストスパートをかけているようなのだ。 ●それは、来年にかけて、改良した掘削技術を使い1か月安定にメタンガスを採取できた場合、19年以降は 民間の50社が集まって作ったコンソーシアムに運営を移管し、軌道に乗り次第2023年の5年後から商業生産にかかる・・ということらしい。もちろん予定どうり行くかどうかは、やってみなければわからないが、日本にとっては希望のある話だろう。 ●中国あたりから漏れてくる話は、すでに経済規模で日本を上回ったものの、経済強国という観点からはどうにも日本にかなわず、中国に比べてこんな国土が小さく、人口も少なく、資源さえ少なかった・・・のに経済強国を続け、それでも足りずついに資源強国になるのか? …といったボヤキさえ聞こえてくるのだ。 ●中国は、日本が高度成長期から今日に至るまで、マラッカ海峡を通過してくる原油輸送の安定確保に神経をとがらせたこと・・今でも当然重要なのだが、中国にとっても同様だ。規模が大きいだけさらに深刻だ。しかも備蓄量は日本に比べ圧倒的に少ない。 ●南シナ海の争いは、その資源の安定供給と密接で、単に南シナ海に原潜を潜らせる事だけが目的ではない。海峡を封鎖されると、中国経済は干上がってしまうからだ。そのため軍事力を配備することが必要になるというのが、国連仲裁裁判所の裁定にも従わない、なりふり構わない中国の姿勢だろう。 ●一方では、ミャンマールートでマラッカ海峡に依存しないルートを確保すべく、いろいろ手を打ってるようだ。メタンハイドレートは中国国内でもかなりの埋蔵量が推定されてるが、陸地型の埋蔵はどうやら技術的に難しいらしく、今のところ現実的でないようだ。 その分 日本の早ければ2023年からの商業生産は気になるらしい。 ●日本にとっては、国家財政が厳しい環境の中、(そうではないという意見も多々あるが・・) そう将来は暗くないのではないか‥というのが筆者の感想だ。 朝鮮情勢の裏側では、こんなことも進んでるね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.18 18:44:45
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