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カテゴリ:国力とお金
●今日頭条という中国メディアが有る。ここは中国と日本の違いを冷静に分析して、比較的、日本人が読んでも納得できる記事を紹介することが多い。何しろ人口大国の中国は経済規模では日本を圧倒していることは間違いないが、様々な指標や社会の発展具合を比べて、まだまだ日本に追いつくには、何十年かかる・・・という具合で、日本人からすると耳障りが良い記事が多いのだ。 ●その今日頭条が1月30日の記事で 日本の戦後の中国支援実績を全く知らなかったと伝えている。1979年から2010年にかけて、有償資金協力(円借款)で3兆3164億円、無償協力で1572億円、技術協力で1817億円と、3兆円をはるかに超える莫大な支援をしてきたことを知らなかったというのだ。 えっと・・思うような話だが、メディアでもこうだから一般中国人は、なお知らないだろう・ 共産党政権は反日教育はやったけれども、日本の経済支援は隠していた‥というのが実態だろうね。 ●上海の浦東空港、北京の首都国際空港はいずれも日本の資金でつくられたものだし、蘭州や武漢 西安などの空港も日本の支援によるもの、北京と河北省を結ぶ鉄道や北京市の中日友好病院、地下鉄1号線など 日本の資金協力・援助でできたものが多い。 ●確かに日本が中国に対して侵略をしたというのはその通りで、今でも根強い反日感情が存在するわけだ。事情も許さず戦後の賠償も日本に求めなかったのだから、日本の支援など当然‥という気分も有っただろうね? また日本としても負い目もあって、そう偉そうにPRもできないし、援助とはいえビジネスでもあった事から、大多数の中国人が知らないまま今日に至ってるわけだ。 ●昨年多くの中国人が日本にやってきて、ようやく一般中国人が日本の実情を知ることになり、様々な感想を述べてる。昔は先生だったはずの中国発の文化や建築物が、日本に完璧に移植されて、より発展してることに、彼らは複雑な感情を抱くようだ。 ●ODA一つとっても、このような話を聞けば、両国が本当の友人になるには、まだまだ時間がかかりそうだね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.16 23:21:13
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