運命は口ぐせで決まる
運命は「口ぐせ」で決まる [ 佐藤富雄 ] 私が、人生をリセットして最初に出会った本です。 子どもの頃から、本が好きだったのでいろいろ読んでいました。 11年前に、人生をリセットしました。 そのとき、仕事をいくつか持っていました。 どの仕事も、思い入れがありましたが、今まで積み上げてきたものを捨てて、リセットしました。 心身ともに病んでいたこともあり、しばらく自分探しをしていました。 そんなとき、この本に出会い、実際に佐藤富雄先生の講演を聞く機会もあり、この本をきっかけに、佐藤富雄先生の本を読んでいきました。 私にとって衝撃的なことばがいくつかありました。 「あなたのことばをいちばん聞いているのはあなたです」 自分がふだん人に口にしていること、怒っていたり、不満を言ったり、悪口を言ったり、そんなことばをいちばん聞いているのは自分だということです。 脳は、主語がだれかということは、認識しないので、自分が話していることばは、自分のことだと認識してしまうということです。 自分の口ぐせを変えるだけで、脳は変わるので、それからの人生が大きく変わるというのです。 脳を騙せばいいというのです。 それから、否定語、二重否定語を使わないということでした。 それからすぐに、偶然電車で同級生と再会し、偶然にも同時期に人生をリセットしていたこともあり、何度か会って話すうちに、学校をつくりたいという夢が同じで、目指すものが同じだったので、パートナーとなり、今も一緒に夢を実現させるために、楽しんでいます。 パートナーと出会って、2人ともことばが変わり、生き方が変わると、今までの知り合いは、みんないなくなりました。 でも、そこから知り合った人たちは、今までまわりにいた人たちとは変わりました。 仕事も人も、すべて捨ててリセットしたわけですが、どんどんいい人たちと出会えるようになりました。 他にもたくさん本を出版されているので、いろいろと読んでいきました。運命は「口ぐせ」で決まる [ 佐藤富雄 ]夢がかなう!魔法の眠り [ 佐藤富雄 ]夢がかなう! 魔法の眠り【電子書籍】[ 佐藤富雄 ] その後、私たちが見つけた法則は、いいことばを使うことはいいことかもしれない。 でも、実際の自分とのギャップを感じたとき、ことばでいくら脳を騙そうと思っても、できていないと思う自分がいます。 そうすると、いくら自分が脳を騙そうとしても騙せません。 そこで、自分の気持ちを肯定することばを使うようにしました。 できていない自分、嫌いな自分を受け入れること、嫌いなものは嫌い、好きなものは好きと表現するようになりました。 すると、生き方も、人生も変わっていきました。 私たちの楽の修行は、こうして始まりました。 本を読んでいくと、健康で生きるための決まり事が多く書かれていました。 いいことかもしれませんが、それにしばられてしまうと、病気になってしまうと感じました。 今、どう感じているか? 自分に正直に生きていくと、脳が変わり、体も変わっていきます。 人生100年と書かれていたので、数年前に、今はどうされているのかネットで検索してみたら、病気で亡くなられたようです。 最近、もう一度調べてみたら、本の紹介以外の経歴などは、消えていました。 佐藤先生の本は、人生を変えようと思ったときの導入編としていいのではないかと思います。