カテゴリ:ソフト開発日誌
ウイルスバスター 2008 を引き続き調査した。手動検索をすると SfCtlCom.exe がメモリリークを起こす。しかも、ごく僅かではなく、かなりはっきりと分かる量だ。以下に調査した VB の版数を示す。
1 回手動検索を行った後を初期状態とした。初期状態で 63,952Kbyte を占有していた。善意に解釈すれば、検索に必要なパターンをすべて読み込んだ状態で、これ以上占有量は増えないと期待できる。もっとも、30MByte もパターンをキャシュするのは感心しない。 検索開始から 387,634 個のファイルを検索した時点で 93,032Kbyte を占有した。時間の都合で最後まではグラフ化していないが、検索終了時点で 95,740Kbyte を占有し、VB 2008 の検索ウインドウを消しても減らなかった。 この後色々と操作した結果、占有量が減ることはなかった。傾向として、エクスプローラでファイルのプロパティの検索結果を見ようとした時、フォルダを右クリックして小規模なウイルス検索をした時など、手動検索に準ずる操作で、メモリ占有量は増加した。 昨日 Windows の再インストールから実施した PC でもほぼ同様の結果となった。環境依存の可能性は低いと考えられる。 1 時間ほどで分かるようなバグがある状態でリリースしたのだろうか?色々とチェック体制について強化したとの話だったが... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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