カテゴリ:電子工作
4 Pin PWM FAN 信号を 3 Pin Fan 信号に変換する回路を組み立てて稼働開始した。前の日記で感じたいやな予感の通り問題が多かった。
回路図(このリンクは LTspice ソース込み)は次の通りだ。TL431 と LF347 は図形シンボルだけ添付した。モデルは TI のサイトから取得してほしい。下の図はクリック(外部リンク)すると拡大する。 PDF ファイル シミュレート用の回路は付けたままにした。全体の電源 V2 は 4Pin HDD 電源コネクタから +12V を確保した。Vfanpwm の処に Mother Board の 4Pin Fan Connector の 4Pin 目(PWM 信号)を接続する。Q2 は PWM 出力の Open Collector を模擬するためにある(当然実回路には入っていない)。R21, R22 は半固定抵抗で実装してある。これは FAN に加える最小電圧(ほぼ最低回転数の設定に相当)を設定する。Rload がファンだ。Rshort, Dshort, Vshort は出力ショートを模擬するためにある。回路に無いが 4Pin Fan Connector と 3Pin Fan Connector の回転センス信号(3 pin)を接続してある。 随分と元の回路 (PDF)とは違う。
実際の回路の出力をショートさせると、過熱により Q7 のコレクタ電流が増して制限が掛かり、出力は数 mA まで絞られる。熱結合を含んだ長い周期の発振が起きる。Q6 も暖まる。しかし、Q3 から遠くなので温度は低い。 レギュレータ部は既存の LDO レギュレータを使用した方が良かったかもしれない。安定性さえクリアすれば、過電流保護、過熱保護など簡単に実現できる。 ゴチャゴチャした回路になった。省略できそうな部品や、単純化出来そうな部分は多い。 ファンは静かになった。とりあえずもう気にしない事にしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.25 23:12:50
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