秋月の LM358 ファミリー NS/FAIRCHILD/HTC - NS:SR=0.24V/us, HTC:SR=0.17V/us, FC:SR=0.17V/us @V+=5.27V..GND=0V
カテゴリ:電子工作
秋月の LM358 ファミリー NS, FAIRCHILD(FC), HTC の動作の違いを調べている。と言っても、詳細にと言う訳ではなく、おおよその癖を掴む程度だ。電源電圧は +5.27V 単電源を使った。USB HUB から得た電源そのままで使ったので半端な電圧になった。次がテスト回路の概略だ。発振器は LMC555 約 10KHz, デューティ 50% で発振し 74HC04 でバッファして構成している。
2010.12.26 追記 立ち下がり波形、open, pull down 時の波形もまとめました ![]() PDF 回路図 LTSpice 回路ソース一式 (LM358 を組み込む方法) 傾向としては FC と HTC の動作は出力段と電圧増幅段の癖の差以外は似ている(このブログには無いけれど無負荷状態の波形で少し見える)。 FC , HTC と NS の大きな違いは FC, HTC は Slew Rate 0.17V/us、NS が Slew Rate 0.24V/us だった。電源電圧が低いので Slew Rate が低目に出ているかもしれない。データーシートには Slew Rate のスペックは測定値としてあるだけで、殆どのメーカーは特性として定めてはいない。TI の LM358 が 0.3V/us @ Vcc=+-15V で定めている。 FAIRCHILD LM358 1KΩ pullup 負荷、入力は 2V/div で表示、 出力は 1V/div で表示、時間軸 10us/div。 ![]() HTC LM358 1KΩ pullup 負荷、入力は 2V/div で表示、 出力は 1V/div で表示、時間軸 10us/div。 ![]() NS LM358 1KΩ pullup 負荷、入力は 2V/div で表示、 出力は 1V/div で表示、時間軸 10us/div。 ![]() あっ、ST の LM358 を忘れたなぁ。プローブを調整したけれと、少し波形にザグが見られるオシロも少し草臥れているのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.26 13:25:51
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