ふるた技工所(てっこうしょ)

遠出の下見に自転車で松戸まで出る。自転車で行って朝一の電車に乗れるかどうか、走行時間と駐輪場の様子を確かめるためだ。松戸市営の駐輪場を早朝に利用するには、1,000 円する回数券が必要だった。web ページに書いてある通り。うーん、1 回利用に 1,000 円は無しだ。走行時間は余裕を見て 50 分、コースは坂がきつい、坂を避けても江戸川堤防のコースは風が強い。結論としては松戸朝一電車は諦めた。

松戸まで行ったからには、色々と見て回ることにした。久しぶりに伊勢丹に行ってみる。入口に「アニメ原画セル画展」の案内ポスターが出ていた。



「来たついでだからねっ」ということで寄って見る。コーナーはハンカチと小物売り場程度の広さだ。真中に立てば 3～5m 以内に一望できる。小学生～高校生の頃に見ていたアニメが中心だ。「オジサン ホイホイ」かもしれない。

良く見ると上映・放映されたものと違う下書き線が入っているものがある。どうして変えたのかと。あるいは、コマ送りで見ることができなかった故か、結構な省略がされている。それでも躍動感を感じていた当時を思い出す。

デパートなので売り物だ。2 桁万円するのもある。「この価値は現場の人たちに還元されるのだろうか。」

今はセル画は使わない。コンピュータで作画される。こういったあとから売れる物は有るのだろうか？絵コンテ？色々と書き込みがある高解像度キーフレームデータ？描かれた時の意図を知るような絵に触れる機会はこのようなセル画が最後になってしまうのか。

あー、後から売れる物って、湯煙なしの BD になっちゃうのかなぁ。