Ubuntu 20.04 grub boot の timeout が 30 秒になる - /etc/default/grub に GRUB_RECORDFAIL_TIMEOUT=5 を設定して取りあえず回避(1)
カテゴリ:ソフト開発日誌
Ubuntu 20.04 を試しにインストールして使っている。実 PC 環境で起動時に grub の timeout が 30 秒になってしまう現象が出た。/etc/default/grub に次の様に設定して、# update-grub をしてもやはり 30 秒のままだ。
GRUB_TIMEOUT=2 多分 boot 時か shutdown 時に systemd がお気に召さない状況が発生しているのだと思う。grub-editenv で怪しい grub 環境変数 recordfail を見つけた。 # grub-editenv /boot/grub/grubenv list recordfail=1 grub recordfail で検索してみると、この環境変数を消せば良いとあった。消してもやはり 30 秒 timeout のままだった。 # grub-editenv /boot/grub/grubenv unset recordfail 仕方がない。dirty-hack をする。根本的な問題を解消するのが正しい道筋なのは分かっている。"30 秒" を短くすることにした。/etc/default/grub に次の行を追加し、# update-grub を実行する。これで何かの fail 時は 5 秒で timeout する様になる。 GRUB_RECORDFAIL_TIMEOUT=5 参考までに /etc/default/grub に今使っている grub の設定ファイルを置いておく。 本当の問題を気にした方が良いかな?先に進まなくなるなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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によると(拾い読みですが)、UEFIブートかつLVMだとgrubが設定をファイルに書けず、recordfailのふるまいをしはじめるらしいです。 あなたのPCもUEFIブートかつLVMだとすると、原因はこれかもしれません。 GRUB_RECORDFAIL_TIMEOUTを書いて回避する方法は参考にさせていただきました。ありがとうございました。 (2022.05.21 19:28:03) |
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