「螺旋プロジェクト」第8弾。
いよいよ最終章!
時代は21世紀も終わりに近い頃。
東京の中心に東西を隔てる壁ができて四半世紀過ぎた。
しかし、東西の争いは沈静化し、
壁をはさんだ東西の行き来も
なんとなくできるようになっていた。
東京には不眠症が蔓延し、
それを解消すべく、
雑多なビジネスが東西で展開されていた。
睡眠コンサルタントとして眠る薬を開発していたシュウは
突然、眠りから目覚める薬を開発するように命じられる。
手がかりは「王子」⇒「八人の王子」⇒「八王子」
登場人物が多いので巻頭の「登場人物紹介」を何度も
見返しながら、長編を読破しました。
最後は「めでたし、めでたし」という感じで、
赤ちゃんが産まれて、
「おおる、おおる」と泣き声を上げる。
もしかして、「ALL、ALL」
螺旋は生物の「DNA」のことなのかな
あれ
結局のところ、問題はなんだっけ
太古から未来まで8冊読んだけど、
こういう企画も面白いですね。
知らない作家さんにも出会えるし、
違う作家による、連続した、
壮大な物語を堪能させてもらいました
天使も怪物も眠る夜 (単行本) [ 吉田 篤弘 ]