
茜雲
AKANEGUMO
~生まれ往く者へ~
作詩・曲 北條不可思(2004)
生まれし場所を後にして 旅の途中で宿り木と
心に決めた砂の城 風に吹かれて足跡もなし
真実と現実と幻と 見分けがつかぬ旅の空
我が身の限りに震えつつ 心のたびは黄昏る
夢見し君は今何処 夢見し夢は今はどこ
Ah-人生の終わりの時 及ばぬ里へ 生まれ往く
旅路の果ての茜雲 擦り切れたブーツに頭を垂れる
もはや我が力と思えぬと 唯ひたすらに荒れ野を往く
夢見し君は今何処 夢見し夢は今はどこ
Ah-人生の終わりの時 及ばぬ里へ 生まれ往く
その人、先に生まれ往き 後の世渡す橋となる
そのあと 生まれし迷い人 訪ねる先の易きかな
夢見し君は今何処 夢見し夢は今はどこ
Ah-人生の終わりの時 及ばぬ里へ 生まれ往く
呈上
西本願寺・勧学
淺田正博(恵真)和上
【龍谷大学教授・文学博士】
《Please click》(勧学 - Wikipedia)
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