❖ 北條不可思 "Song & ＢowzuMan”『歌うお坊さん』ブログⅡ・愚螺牛雑記 ❖

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GURAGYU Note 2019​​
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​《愚螺牛：聞々記 2019》

​☆親鸞聖人の和讃☆​​

親鸞聖人は和讃を作り、これを謡い、
かつ書き残して下さいました。

この和讃を書き残された意義を
勉強しなければなりません。

聖人は、五百首に余る和讃を、

何故に書き残して下さったのでしょうか。

ここには「詩の本質」に触れる問題があるわけです。

人間は「ことば」を持つことのできた動物です。

「ことば」は「こころ」なのです。

心に由って言葉が生まれ、
生まれた言葉によって心が出てくるのです。

これを「由生(ゆしょう)由(ゆ)出(しゅつ)の論理」といい、

仏陀の「さとり」の因縁法の作用(はたらき)を

説明する論理となっているわけです。

心とは何か―となれば、それは、

「われ」といっている「もの」です。

「われ」とは何か―となれば、

それは「こころ」です。

心が我(われ)であり、我(われ)が心です。

この心が言葉といわれるものです。

『こ和讃の法話』

－正像末和讃―

１９８４年

西本願寺勧学

​林水月和上​ 著より
 

​​NAMO-WAMIDABUCHI

​​❝okagesama de arigato❞​


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愚螺牛