テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:思うこと
先日、「生命・きずなの日」記念祭というのに行ってきました。
これは、「あなたを忘れない」のことばとともに ドナーから贈られたいのちに感謝し、 いま生かされていることに感謝し、 ともにいのちの大切さ、きずなについて思いを巡らす日です。 「Thanks Letter」を読んでください。 これは実際にドナーから命をもらった方々の感謝の気持ちを綴ったものです。 ドナーとその家族と、提供を受けた側(レシピエント)は お互いのことを知ることはありませんが、 その感謝の気持ちをどうにか伝えたくてこうやって手紙を書くわけです。 「移植」というと、レシピエントの側ばかりに目がいきがちですが、 ドナーなくしては成り立たないことです。 どんな思いでドナーやドナーの家族が提供を決めたか、 それを忘れてはいけないのです。 レシピエントが増えてもドナーがいなければ移植医療は成り立ちません。 この「生命・きずなの日」記念祭は、 ドナーファミリーと移植者側の団体が自ら開催しているものですが、 本来は国が開催してもいいくらいなのです。 「いのちの贈り物」より抜粋 「アメリカでは、人々は臓器提供者をヒーローと呼び、 その行為を讚えます。 勿論その家族(ドナーファミリー)も尊い決断をした人たちとして讚えられます。 (中略) 我が国において、移植医療が一般医療として受け入れられるためには、 ドナーやドナーファミ リーが、多くの方々から称賛され 尊敬されるような社会にならなければなりません。 (中略) 一般の方々にも、臓器提供や移植医療だけでなく、 一人ひとりのいのちを大切に する心と、 人と人とのきずなについて考えていただければと思っています。」 レシピエントはドナーの一部とともに生きていく。 その命をくれたドナーとその家族のことを、決して忘れないでください。 彩花ちゃんが、少しでも長く生きて両親と一緒に過ごせたのもドナーのおかげです。 きっと彩花ちゃんと、彩花ちゃんのドナーになった方は天国で一緒にいるはずです。 だから彩花ちゃんも寂しくないよね。 一人じゃないもんね。 ↑ 少しでも臓器移植について考えていただけたらクリックお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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