テーマ:闘病日記(4004)
カテゴリ:肝移植の記録
自動販売機には様々な種類の飲み物が並んでいて、
「あ、これはゼリー状になっててよく振ってから飲むやつだ」 とか 「グレープフルーツジュースは好きだったのに飲めないな」 とか、宇田川さんと話しながらひととおり眺めた。 「夏みかんならいいんだよね」 私はそう言うと、たくさんあったジュースの中から「つぶつぶ夏みかん」を選んだ。 お母さんから宇田川さんの分のジュース代ももらっていたので 宇田川さんにも選んでもらった。 宇田川さんは「私の分はいいよ」と言っていたが、 「お母さんの分だから」と言って、 座っていて自販機のボタンに届かない私に代わり2本一緒に買ってもらった。 シャバの空気と夜の散歩を満喫し、私と宇田川さんは部屋に戻った。 「どうだった?」 お母さんが聞いた。 「楽しかったよ」 と私は言った。 お母さんは何度も宇田川さんにお礼を言っていた。 自販機コーナーで買ったジュースの一本は結局宇田川さんにあげた。 ※このブログは私の過去の体験を綴ったものです。 ※フリーページ内「お知らせ」UPしました。 ↑ ↑ 命について考えていただけたら・・・ クリックは一人につき一日一回有効だそうです。 どうぞよろしくお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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