透析生活

年の瀬も近づき、寒さは増すばかり


​最低気温は氷点下​という日が続いていて、

透析から帰る頃には車の窓が凍ってしまうのですが、

昨年末につけたエンジンスターターのおかげで

駐車場に行く頃には運転できる状態になっているので、

非常に重宝しています


仕事のほうは、

年末はどうしても来院患者さんが増えるので、

日中は外来を回すのが忙し過ぎて、

自分が抱えている仕事に手をつけることができません


結果的に残業して仕事を片付けるしかないのですが、

夜中に１人で職場に残っていると、

時々 『ガタガタ』 とか 『ドーン』 とか 『シャー』 とか、

異音が聞こえてくることがありまして、、、


一瞬ドキっとするものの、大抵は外から聞こえてくる音なので、

「大丈夫、大丈夫怖くない、怖くない」 と、

自分に言い聞かせて仕事を続けるのですが、

先日は明らかに職場の２階のほうから

『ガタガタ』 という音が聞こえて来たんですよ。


何度も 『ガタガタ』 を繰り返した後に、

ドアが開く音がしたものですから、

「もしかして空き巣、、、どうしよう」 と慌てた私。


片手には警察に通報できるように職場の電話機 （子機） を持ち、

もう片手には点滴スタンド （“刺股” 代わりの武器のつもり） を持って、

２階からの “侵入者” に備えていたんですけど、、、。


“侵入者” の正体は、忘れ物を取りに来たスタッフのＳさんでした


Ｓさんも、「こんな遅い時間に下から音が聞こえる。空き巣」

と思ったそうで、恐る恐る降りて来たら、

点滴スタンドを構えた私がいてビックリしたとのこと。


「何で点滴スタンドなんて持ってるの」 と聞かれたので、

「これなら刺股みたいに （空き巣と） 距離を取れると思って、、、」

と伝えると、Ｓさん大笑い


点滴スタンドを刺股代わりに使うというのは、

咄嗟に思いついた方法としては我ながら妙案だと思ったのですが、

「◇◇◇さん （私） じゃ、（腕力が無いから） 抑え切れないでしょ」

って言われちゃいました〜。


確かに腕力は無いので、制圧はできそうにありませんが、

一定の距離を取るには良い方法だと思ったんだけどなぁ


ついでに私もＳさんに聞いてみました。

「何度も 『ガタガタ』 音がしてましたけど、どうしてですか」


すると、「真っ暗で手元が見えなかったから、

（自分が持っている鍵のうち）どれが職場の鍵かわからなくて、

何度も入れて外して、、、ってやっていたから〜」 との返答が。


これには私が大笑いでした。


結果的には何事もなくて良かったんですけど、

不審者が侵入して来た時の対策マニュアルが無いことに気づいたので、

院長先生と若先生に相談してみようかと思っているところです。


でもやっぱり、１人だけでの夜中の残業は、

なるべくやりたくありませんね〜




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