採血は不思議がいっぱい
月に一度の病院の日。半日おでかけでぐったりんこ。私はぐだぐだしていたいのに、お仕事熱心な小太郎警備隊長は新聞配達のお兄さんの気配で出動していきました。吠えながら猛ダッシュ。仕方ないから立ち上がって怒りに行ったら猛スピードで戻ってきた小太郎隊長、私の足にひっかかってしまいました…。うわっ。ごめん。きゅう~ん。っていつになくしおらしい声を出しています。もしかして、これで懲りて吠えるのやめてくれたらいいのになって思ってしまったのですけど、そのあとも前足を触ると歯をむき出して怒るのでちょっと心配になってしまいました。そのあとしばらく様子を見ていましたが、普通にお散歩も行って、警備のお仕事も引き続き熱心にこなしているので大丈夫そうです。懲りてない…。今は前足に触っても怒らなくなりました。よかった、よかった。今度から気をつけるからね。さて、病院の話。あ、ここからは血の話が苦手な方は読み飛ばしてくださいね。毎回、病院に行くと検査の為に血を採られます。以前は採血って怖くて直視できなかったのですが、最近は全然平気になっていまいました。慣れるもんですね。検査用の試験管5,6本分を、細いチューブの先に針がついている器具(翼付針と言うみたいです)で採られます。自分の血がチューブをくるくるくるって通って、試験管のなかにぴゅーっと出てきます。試験管を外すと止まるようになっているのですが、どういう仕組みなのか不思議です。試験管を入れ替えるときに、そのままぴゅーっと外に血が飛び出すんじゃないかといつもドキドキします。それはともかく、自分の血がぴゅーっと勢いよく出てくるのを見ると、「ああ、生きてるなぁ」って思います。この勢いで、自分の体の中を血が巡ってるのか…と。看護師さんがどうやって血管に間違いなく針を差し込むのかっていうのもいつも不思議。私は「血管が細い」とか「見つからない」とか言われたことはほとんどないのですが、以前入院していたときに、一度、「見つからない」と言われたことがありました。私の体調の所為もあったのかもしれませんが、見つけやすいはずの私の血管が見つけられないこの看護師さんは大丈夫なんだろうかと不安になりました。ま、最初から上手な人はいないですから、経験の浅い看護師さんの練習台になったと思えば別にいいんですけどね。思った通り、そのときの採血は痛かったです。採血に慣れた方だとあっという間に終わって全然痛くなかったりします。その違いも、なんなんだろう…と不思議です。不思議いっぱいの採血です。梅雨時は“だる~ん”としているのですが、この“だる~ん”は検査結果には出ません。“だる~ん”がひどいときも、そうでもないときも、あまり違いはないみたいです。いつか、もっと医学が進んだら、この“だる~ん”の値がなんなのか解明されるかもしれないです。そのときには膠原病が完治する方法もわかるかもしれないです。楽しみ。長生きしたいもんです。