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カテゴリ:Memories
4月1日。
師匠の塾にて,関係者様限定の「ウロコ先生とのお別れ会」が催された。 諸般に事情により告別式が遠方で行われたため,ウロコ先生と最後のお別れができなかった生徒さん・ご父兄へのご配慮で,奥様が提案されたものだ。 私もマザー先生ともども「主催者サイド」で参加させていただいた。 奥様と娘さんのお手伝いとして。 「何かお役に立てるのだろうか」という一抹の不安はあったのだが…。 定刻の午後2時過ぎには長蛇の列ができるほど,多くの方のご列席を賜った。 思わず泣き崩れてしまわれた,黎明期の教え子だった方 普段は腕白そうなのに,神妙な顔つきで涙を堪えていた男の子 その場に立ちつくし,大粒の涙を流して泣きじゃくる女の子 お見えになったすべての方々が,師匠の早すぎるの死を悼んでおられた。 こんなにもたくさんの人々から愛されてきたウロコ先生の人柄が偲ばれる。 ピーク時には奥様一人ではまかない切れないほど多くの方々がいらっしゃったので,マザー先生と私も,対応に加わった。 特に私は,師匠の塾の「内情」についてかなりの知識があったので,「ウロコ先生からもらった,プレップ先生の英語教材の続きが欲しい」といったご要望にも即座に応答することができた。 奥様にこのようなお話をされても,何のことかお分かりにならなかった可能性が高い。 私たちが「主催者側」として参加を要請されたのは,このようなケースを想定されたのかもしれない。 流石は師匠のパートナー。深慮されておられる。 お話を伺っていくうちに,そのコがウロコ先生のブログにニックネームで登場した生徒さんだったケースも。 「このコが師匠の秘蔵っ子の○○さんか…」 溢れ出る涙を拭おうともせず,悲しみにくれる彼女を前に,精一杯の慰めの言葉をかけることしかできなかった。 終了時間が近づく頃には訪問者も減り,閑散としてきた。 主を失った師匠の塾は,なんだか寂しそうだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月19日 15時59分26秒
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