今しばらく，生前の師匠の言動について否定的な内容が続いてしまいます（すみません，師匠）が，これには理由があります。


詳細は後に述べますが，ネット上で（私から見て）大きなトラブル（論争）が勃発したとき，某ブログに「考える学習をすすめる会」を痛烈に批判する記事が載りました。

私なりに要約すると，「会のメンバーとそのシンパは，トップであるウロコ先生が言うことをすべて正しいと妄信し，追従するのみである。反省と自浄作用が全くない」という趣旨でした。


これを読んだときは，複雑な心境でしたね。

正直，腹も立ちました。
批判されたことにではなく，「会の『みなさん』」と表記されていたことに対してです。

私はこの騒動にはノータッチで，むしろ裏で師匠を掣肘しようとしていましたし，関与していないメンバーが他にもいましたから。

「みなさん(everyone)」と括られると，不参加のメンバーを含めた「全員」が批判の対象になります。
その点がどうにも我慢できず，実情を述べた上で，「みなさん」とそれに準じる表記の削除を求める抗議コメントを入れようともしましたが，思いとどまりました。


とはいうものの，彼の主張も，あながち「一方的」というわけではありませんでした。
むしろ，「一般の方々」にとっては，「怪しい新興宗教の教祖が，信者をマインドコントロールしている」ように見えても不思議ではない側面もありました。


本シリーズにおいて師匠を礼賛する記事ばかり書いていたら，このような「誤解」を招く恐れがあります。
「なんだかんだ言っても，KAZUは『ウロコ教の熱心な信者』じゃないか！」と。


ウロコ先生は「師匠」ではあっても「神」ではありません。


私には，

発端となった，師匠や私と極めて近しい関係にあるブログ主も，

彼の記事が一部の好戦的ブロガーの標的となり，義憤を感じて助っ人として大暴れした師匠も，

その援護射撃に回ってくれた，ウロコ先生のファンの方々も，

それらに対して反論のコメントを寄せた多くの方々（この中には「好戦的ブロガー」と揶揄させていただいた方々も含まれます。なお，この言い方がお気に障りましたら謝罪します）も，

もちろん，前掲のブログを書かれた方（この方からは，後に間接的ではありますが，大きなアドバイスをいただきました。感謝多謝）も，

非難するつもりはありません。


重ねて言いますが，師匠だって「人間」なのですから，「完全無欠」ではありえません。

ウロコ先生の「素晴しいところ」を称賛する記事を書かれる方は数多くいらっしゃいますが，彼の「マイナス面（この表現が適切かどうかは分かりませんが）」も正面切って語れるのは私しかいないという自負があります。

だから，敢えて「ドロドロした部分」を「暴露」しているんです。
これがないと，「美辞麗句のみの追想」になってしまいますから。

前置きが異様に長くなってしまいました。

詳細は，次項にて。