パソコン関係の小ネタをもう１つ。


入力方法，殆どの人は「ローマ字入力」ですよね。

ところが，ご存じの方もいらっしゃると思いますが，ウロコ先生は，ナント「カナ入力」を愛用していたんです！

初めてそれを知ったときは驚きました。
今どき，カナ入力やってる人がいたなんて…。

試しに，ＰＣの入力を切り替えてキーボード上に散在するひらがなを１つ１つ拾ってみましたが，恐ろしく違和感がありイライラしてきたので，即刻打ち切りました。

こんな気の遠くなるような入力方法で，素晴しい文章を次々と送り出したのですから，驚嘆するばかりです（笑）。


メールだったかコメントだったか失念してしまいましたが，たまたま早く帰宅されて，私にメッセージを送っていただいたとき，「たどたどしい文章」を目にしたことがあります。

「ろおま字入力だと時間が…」という文言を記憶しています。
言うまでもなく，自宅のＰＣは「ローマ字入力」で，切り替え方が分からずに「挑戦」されたそうです。


もっと強烈なエピソードが…。

一時期，会の勉強応援掲示板に頻繁に投稿していたＹクン。
偏差値や点数のことばかり気にして，泣きごとや不貞腐れを繰り返していた「問題児」でした。

ある時，例によって彼からの投稿が。
「あれほど頑張ったのにダメだった」という内容でした。

その日，用があって早く帰宅された師匠は，自宅のＰＣからこの書き込みを発見。
「かな入力」でレスを書くためだけに再度塾へ行き，深夜１時頃レスをupされたのです。

諄々と諭すような，厳しくも温かい文章でした。

にもかかわらず，さらに不貞腐れた投稿を続けましたが，結局，彼はウロコ先生に謝罪し，心を入れ替え（たかのように見え）ました。


「マトモに相手にしなきゃいいのに…」

正直，私は思いましたが，師匠は私の提案に耳を貸さず，彼を「正しい方向」へ導くための無償の努力を続けられたのです。


残念ながら，師匠の真意はＹクンには伝わりませんでした。

その後も身勝手な投稿を繰り返し，たまりかねた私が，管理人権限で「アクセス禁止」の措置をとってしまいました。


Ｙよ。

なぜ最後までウロコ先生に付いて行かなかったんだ？

お前も今ではそれなりの分別ができる年齢になっているだろう。

あのときのウロコ先生とのやり取りを思い出せ。
ウロコ先生からもらった，数々のアドバイスを思い出せ。

そして，立派な大人になったとき，もう一度掲示板に顔を出してくれ。
現在，掲示板は休止中だが，知らせてもらえれば何らかの形で書き込めるよう対処する。

お前の雄姿を一番喜んでおられるのはウロコ先生なのだから…。