|
全て
| カテゴリ未分類
| Fish on!!
| Octopuses
| カブトエビ飼育日誌!
| あいうえお日記
| 長野県高校入試
| My Favorite Songs
| 教者と習者
| ガキの頃
| Memories
カテゴリ:Memories
「ここしばらく,寝る頃には,もう明るくなってるんだ」
「風呂に入る時間が勿体ない!」 いずれも,4,5年以上前の師匠のセリフです。 強気な発言こそが,ウロコ先生の真骨頂とも言えるでしょう。 明け方近くまで続く,ブログコメントの応酬も超人的なハードワークも,気力・体力とも充実していた証左だったと思われます。 それが…。 還暦が近づくにつれ,体力面で弱気な発言が少しずつ目立つようになってきました。 「今日は早く帰って寝るよ」 「若い頃はこのくらい何でもなかったのに…」 加えて,体調不良を訴えられるケースも徐々に増えていきました。 「目が痛くて,パソコンの画面を見ていられない」 「足の裏に発疹がいっぱいできた」 「明らかに思考回路が鈍っている」 など,ウロコ先生とは思われない,弱音を吐かれることがしばしばあったことも事実です。 マア,人間誰しも,年齢による衰えは覆うべくもない事実ですし,何十年も使い続けたのですから,身体のパーツもあちこち痛んできますし…。 私が師匠に対して最も多用したセリフは,「無理なさいませんように」でした。 一昨年あたりからでしょうか,会の会計書類の打ち合わせのたびに,師匠から会の理事長職の「禅譲(?)」を打診されるようになりました。 師匠が「引退」されたのならまだしも,「現役」バリバリの状態で,なぜ私が…? もちろん,一も二もなくお断りしました。 同時に,毛利元就が「隠居」を表明した際,嫡男の隆元が断固としてそれを受け入れなかった逸話を思い出しました。 この点だけは,史実と合致したようです(笑)。 またもや余談ですが,今年度,中央会との決算関係の打ち合わせやら,書店様納入用テキストの製作と発送やらをすべて一人でやることを余儀なくされ,思いっきりキツかったですね。 今までなら,前者は師匠と分担,後者は事務局としての私の仕事でしたが,膨大な作業量なので,間に合わないときはプリントアウトや納入の一部を師匠にお願いしていましたから…。 これじゃあ,先が思いやられますね(苦笑)。 それはさておき,このときの師匠とのやり取りで,気になるセリフがあります。 師:「正直言うとね。この先何年この仕事(塾業)を続けられるか,自信がないんだ」 私:「何を弱気なことを仰っているんですか。まだまだ老けこむ年齢じゃありませんよ。 最低でもあと5年は頑張っていただかないと…」 師:「おいおい,無茶を言うなよ。来年だってどうなるか…」 私:「またまた,ご冗談を」 師:「いや。自分の身体のことは自分が一番よく知っている」 「流石の師匠も,多少お年を召されて弱気になっておられるな」と,そのときは感じました。 あまりにも正確にご自分の運命を予見されているなどとは,露ほども思わずに…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月11日 00時49分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[Memories] カテゴリの最新記事
|
|