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カテゴリ:Memories
前稿では,師匠の過度とも思われる交友関係について,私個人の見解を述べることに終始してしまいましたが,肝心のご本人はどう考えておられたのでしょうか。
今となっては確かめる術もありませんから,推測になってしまいますが,恐らくウロコ先生は,「な~んにも考えておられなかった」のかと。 誤解のないよう補足しますが,「『余計なことなど』何も考えていなかった」という意味です。 つまり,どこまでが「仕事」でどこからが「プライベート」なのかなどという線引きなど,最初から眼中にないんです。 むしろ,そんな区別をすること自体,意味を持たないんです。 「自己犠牲」も然り。 「人」のために何かをするにあたって,「自分」のことなど考えてはおられないのです。 それどころか,「人のために何かをしているんだ」という意識さえ希薄であったものと思われます。 これを要するに,人間としての「スケール」の大きさを,私のような「小人」の尺度ではかることそのものが不遜極まりないんですね。 とはいえ,私にとって,師匠の負担軽減は「至上命令(「至上命題」は誤用だそうです・笑)」でしたから,不当なまでに介入は続けました。 そんな私の意図を知ってか知らずか,師匠は「仕事」という言葉を慎重に避けておられたようです。 「『雑用』が多い」,「今日はまだ『やること』がウジャウジャある」などの表現が耳に残っています。 あるときなど,勉強応援掲示板のレスの担当について電話があり,「オレが書くべきところなんだが,『今日中に返事しなければならないメール』が『あと6通』ほど残っているんだ。悪いけど,KAZU,代わりにレスしてくれないか?」と言われたこともあります。 「何故,対応し切れないほど多くの方とメールのやり取りをしておられるのか?」 「『あと6通』って,電話の前に何通か書いたうえで,なお『あと6通』なのか?」 とツッコミたくなりましたが,グッと堪えて(笑)ピンチヒッターを引き受けたこともあります。 ただし,過度の自己犠牲は危険ですので, 「メールのやり取りは,できることならその数を減じてください」 「多数の相談事を持ち込まれてさばき切れないと判断したら,『すみません』とお断りするのも立派な『判断』です」 「ときには,『社交辞令的』な対応も必要なのでは…?」 などと,不当な干渉であることを承知の上で,エラソーなことを言い続けました。 当初はあまり聞き入れてはいただけませんでした。 が,2,3年前あたりから素直に実行に移していただけるようになりました。 私の「お節介」が功を奏したわけではありません。 そうせざるを得ない理由があったからなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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