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テーマ:心のままに独り言(8579)
カテゴリ:座頭市物語
もう止められへん(このブログが)。
座頭市物語 第9話「二人座頭市」 脚本 高橋二三 監督 勝新太郎 今回のゲストは何と植木等。天神一家の賭場に敵対する川端一家のやくざたちが難癖をつけてくる。壺を振っていたおけい(香川照之の母親・夕月かまぼこ)はこっちには座頭市が付いていると言うと蝋燭の明かりを吹き消す。「暗くなりゃ五分と五分・・・」。座頭市(植木等)に凄まれてあっさり退散するやくざたち。その話を耳にした市は「座頭市がこの宿場にいる?するってえとこの俺は誰だ?」とボケる。天神一家の升五郎親分(遠藤太津朗)は偽物とは知らず丁重にもてなすが、酌を受けることすらできない動作に違和感を覚える。そこに市が呼ばれて「座頭市」に按摩をすることに。市は客が幼馴染のコブ市と気づく。コブ市も按摩がボロ市と気づき二十年ぶりの再会を喜ぶ。市は子どもの頃ボロ市と呼ばれていた。コブ市は自分についていれば不自由はさせないと言って市を連れて飲みに出かける。そこへ川端一家のやくざたちがやってくる。コブ市が調子に乗って牽制するが、刀を抜けと迫られあたふた。しかし市が瞬時に滅多斬り。コブ市がおけいと共になって一年。二人の間に何もないことに不満を持っていたが、所帯を持つまできれいな体でいたいなどとおけいに言い切られてしまう。市はコブ市のインチキな生活を戒め「お前さん本当の座頭市なんですかい?」と核心を突く。「お前さんみたいに座頭市座頭市って名乗ってると終いに冗談じゃ済まなくなりますよ。心の優しいコブ市さんが人を斬れますかねえ」と忠告するが「ウヒヒ。全然人なんか斬らなくていいんだ。みんなおけいが方をつけてくれるんだ。あんないい女いねえなー」と意に介さず。おけいと知り合ってから世の中が、目の前が明るくなった。「お前にもこの明るさ見せてやりてえよ」。そのやり取りを聞いておけいは笑いが込み上げてくる。そして金で雇った女をコブ市に抱かせる。コブ市がおけいと信じて夢中になっている間に市と接触。コブ市の代わりに「座頭市」としてスカウトする。「あの人嫌なのよ、勘が悪くてさあ」と散々市を口説く。翌朝コブ市は「昨日おけいと出来ちまったんだよ~」とご機嫌。市は「お前さんは昔から勘も悪けりゃ鼻も悪い」枕の残り香と鬢付け油の匂いが同じか思い出せと言う。危ないことから足を洗って按摩に戻れば「長生きは出来るし幸せに暮らせるんだよ」と言い聞かせるがコブ市猛反発。その日、升五郎の許に川端一家から座頭市の首を渡せと喧嘩状が届く。おけいは「座頭市」の首を取れば天神一家の名が知れ渡ると進言し「座頭市」が本物ではないと告白する。偽物でも「座頭市」の首を渡せば升五郎の名前は上がる。おけいに丸め込まれたと升五郎はコブ市にどうやって人を斬るのかとかまを掛ける。「そりゃ風でこう感じるんですな…」「へえ~じゃこれはどうだ?」と酒をぶっかけたり銚子を投げつけたり。さらに酒を無理やり飲ませて安来節を踊らせる。食べ物も投げつける。もっと酒を飲ませる。升五郎の横でおけいはコブ市の姿を黙って見ている。升五郎たちは泥酔したコブ市を川に連れ出し殺そうとする。泣き喚くコブ市。そこに市が現れる。「泣くんじゃねえ泣くんじゃねえもう心配するこたねえよ」。市は天神一家を滅多斬りにする。おけいが本当にいい女だったら「どこにいてもお前のとこに来るだろうよ」。一部始終を見ていたおけいはその一言に表情を曇らせる。「女なんてもう懲り懲り。ウハハハ」。市とコブ市は旅に出る。前後左右が出鱈目のコブ市を市がサポート。笑い合って楽しそうな二人。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月20日 10時23分55秒
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