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テーマ:心のままに独り言(8599)
カテゴリ:新・座頭市 第2シリーズ
「ほぼほぼ」ってウザいな。
新・座頭市 第2シリーズ 第3話「天保元年駕籠戦争」 脚本 尾中洋一 監督 勝新太郎 舞台はとある街道筋。甚公(根津甚八)&八公コンビの駕籠かきと丸源(犬飼一郎)率いる新興駕籠かき軍団が対立、ついに直接バトルが勃発する。そんな最中、丸源チームのメンバー・仙吉(風間杜夫)だけもじもじ。ある日、市は天ぷらの食あたりでひっくり返っていたところを甚公&八公コンビに助けられ、男気溢れる甚公のおうちで厄介になりますよ。甚公は代々続く老舗の駕籠屋だったが一人辞め二人辞め、今では八公と二人だけで営業。そのうち妹のおりんを八公の嫁にと考えていた。ある夜、八公が丸源チームに拉致&リンチされる。その横で仙吉もじもじ。仙吉は甚公を裏切って丸源チームに移籍していた。その頃、甚公は市を相手に酒飲みまくり。八公と苦労してきたことを語るが、酔っぱらって何を言っているのか分からない。勝新監督のリアル演出で根津甚八に酒をがぶがぶ飲ませて芝居させた可能性が高いですね。本当に何を言っているのか分かりません。八公は丸源チームに寝返らなかったが、甚公たちの許に戻ると息を引き取ってしまう。つうことで今日から丸源チームが業務独占ですよ。そこに甚公&市の新コンビ登場。「目が見えない市に駕籠かきやらせたら面白いんじゃね?」と勝新監督が閃きました。市に先棒を担がせて甚公が後ろから指示を出すが前後左右めちゃくちゃ。「あたくしじゃー役に立ちませんね」と流石の市もしょんぼり。しかし甚公はナイスガイなので「そんなことねーよ。大したもんだヨ」と男気フォロー。「俺はようれしーんだヨ。たった一宿一飯の恩義に市あんが駕籠を担いでくれた。そこだよな、それがあるから人間信じられるんダヨ。八の野郎が市あんの心意気知ったらどんなに喜ぶか・・・土の中でよ」。つうことで気を取り直してトレーニング開始。何となくさまになってきたところに丸源チームの用心棒(山本昌平)が現れて市を挑発する。市の正体が「座頭市」だと知った丸源は助っ人やくざを大量動員する。そんな中、仙吉はおりんと密会、二人はデキていた。ついでに子どもまでデキていた。でも皆にはナイショ。仙吉はおりんに村を出ようと誘うが、八が殺された現場に仙吉がいたことを知ったおりんは拒否、子どもを堕ろそうとする。しかし市のカウンセリングを受けて思いとどまる。その夜、市は甚公・おりんをややこしいことに巻き込んでしまったことをお詫びする。甚公は逃げればいいと提案するが、どこへ逃げればいいのか戸惑うおりん。実は表に仙吉が迎えに来ていた。丸源チームとの全面抗争にやる気満々の甚公に市は「お前さん確かに強い男だけどもこんなケンカ買っちゃいけねえ。これはあっしらやくざ同士のケンカだ」と語り掛ける。おっさん二人がしみじみしている間に仙吉とおりんは夜逃げぶっこいていたが、丸源チームにあっさり見つかってしまう。のちに仙吉はドジでのろまな亀の面倒を見ることになるが、仙吉本人がドジでのろまな亀だった。翌朝、甚公はおりんが姿を消したことに心配するが、事情を知っている市は甚公をなだめて一緒にスイカを食いまくり。しかしおりんは仙吉と共に丸源チームの人質にされていた。丸源は市と交換すれば解放すると言うと仕込杖を振り回す市のどてっ腹に竹槍をブッ込む。あの座頭市のぶっ殺しに成功して丸源笑いが止まりませんが、市は食べかけのスイカを防弾チョッキのように仕込んでいた。つうことでスイカを抱えながら丸源チーム皆殺し。その後、甚公が村祭りで太鼓を叩く中、仙吉とおりんは村を出ていく。市も旅を続ける。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月03日 20時48分21秒
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