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カテゴリ:本
ブレーメンの音楽隊を読みました。 子どもの絵本です。 内容は、歳をとり、えさがもらえなくなったロバ、イヌ、ネコや、日曜日に殺されそうなニワトリが、音楽家になるためブレーメンを目指し、夜になって、寝るところに困り、途中の泥棒の家に入り込んで、そこに住み着いて暮らしてしまったというお話です。
子どもに読み聞かせましたが、頭の中には、不思議なストーリー感が残ります。 歳をとり、殺されそうになった家畜やペットが、集まり、音楽隊を編成しようとブレーメンに向かうことも不思議です。 そして、夜になり、森の泥棒の家を占拠するという話も不思議です。
彼らの集まりはなんだったのでしょうか。
リストラされたおじさんが、音楽家をめざして、中途半端に共同生活を歩むことになった話なのでしょうか。 実際のグリム童話は、残酷ないじめ、殺戮があるものを子供用に優しく書き直したという話もネットにありました。
読んでいて、なにか、ひっかっかる感覚が残ります。
この感覚があるから、グリム童話は、大人も子どもも対象となる童話としてあり続けるのでしょうか。
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Last updated
2012.12.07 19:15:45
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