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第53回「江戸川区無形文化財の小岩新井箒(ほうき)店」コイワタイムズ【102号】 自転車に乗り「新井箒店」を発見する。 箒を作っているお店など見たことがない。 早速、お話を伺う。
江戸時代には、関西圏で板間用の棕櫚(しゅろ)箒が主流だったが、江戸で、ほうき草(ホウキモロコシ)を使った「座敷ぼうき(江戸ぼうき)」が登場する。
店で使用されるほうき草は、千葉茨城県産で、穂が一本一本厳選、選別される。 輸入材と異なり、しなやかさ、コシ、密度が濃い。 また、手編みで丹念に作られるので掃き心地が違う。 悪い箒はゴワゴワし、穂が折れ、編み方に隙間があり、ゴミがよく取れない。
畳やフローリングの掃除に適し、部屋の隅々のホコリやチリを掃きだせる。 音がしないのがいい。そして、15年は持つ。
現在、箒職人は東京座敷箒商工会組合で新井 克己 (あらい かつみ)さんを含め2名のみ。 江戸川伝統工芸保存会会員で、今年(2013年)で84歳。 19歳より箒の道で平成22年江戸川区無形文化財認定される。
お値段は1万5千円以上。 小岩で世界を体験しよう(日本も含む)第1回~第117回 コイワタイムズ連載
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Last updated
2017.04.01 14:35:45
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