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カテゴリ:多文化共生
モンゴリアビレッジテンゲルはパオに泊まれる場所だ。 雨が降りしきる。 受付を済ませて、一番奥のパオに荷物を持って移動する。 一番奥のパオは、楽天でワケあり価格で少し安かった。
移動しようとするとタヌキがいた。 後でわかったのだが、野生のタヌキだそうだ。 まだ、子供だと思う。 動物好きの空くんは、タヌキを可愛がり、そして、森に帰れるように敷地の柵の近くまで抱き上げて運んでいた。
敷地内には、オボーがある。 なので、モンゴルと時空がつながって、ここで起きることは、現代日本の文脈で捉えるのではなく、草原モンゴルで起きた出来事として捉えることが必要なのではないだろうか。 ※オボー オボー(モンゴル語: овоо, heap)とはモンゴルで建てられる、一種のケルン(標柱)である。通常石または木で作られ、モンゴルの平原や平原にある小高い丘、あるいは山頂や峠のような高所に建てられることが多い。オボーはおもにチベット仏教の祭礼が行われる場所であるとともに、山岳信仰、テングリといった宗教的意味を示す役割を持つが、同時に境界標識や道標としての役割も持つ。
大自然の中で動物と会うことは、希な出来事で、それは、何かを暗示している。 この日の夜に、自分がトイレに行く時、雨で滑る斜面をゴムの草履で、滑って、思いっきり腰をうった。 だが、モンゴルでは、外で転んだことは、福が訪れる前触れと捉える。 パオ内のかまどに火をくべると福を呼び込む事が出来るそうだ。 パオの神聖な火おこしに手をかざし、その福を待つ。
(地球の歩き方’14-’15 モンゴルの習慣 のページに書いてあった。)
出会う動物になにかの意味があると、考える自分も、この敷地内で、モンゴル的考え方に影響されているのだろうか。 風が吹けば桶屋が儲かる的な独特の考え方がモンゴルにはありそうだ。
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Last updated
2015.09.17 20:51:37
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