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カテゴリ:からだ
数週間続いた「朝食はメロンパン」ブームが去り、今日は突如しょっぱいパンが食べたくなった。こんな甘いもんばっか毎日食って大丈夫かよと思いつつ、体の声をば尊重せんと忠実にメロンパン食していたので、ちょっと安心。やっと気が済んだか体よ。しかし本当にいろんなメロンパン食った数週間だった。近所の店は全て回り、暇な日は自分で焼き(中学生以来だ!)メロンパン情報サイトまで見まくっていたよ。一体何だったのでしょう。
血液型と食事の関係について考えていた。A型は農耕民族なので野菜と穀物の消化に適し、B型は遊牧民族なので乳製品、O型は狩猟民族なので肉、ABはAとBの合体型、という話は皆さん聞いたことおありでしょう。これでいくと俺Oなので肉なのよね。こないだヨガ雑誌を見てたらO型女子が「数年前にベジタリアンをやめた」と言っていて、何やら体が肉を必要としているのを感じたのだそうだ。あーやっぱりO型ってそうなのかなあと思いつつ、最近の自分の体調と照らし合わせてみる。 先日夫婦でとんかつを食いに行った。私としてはドキドキの「初・とんかつ吐かない」だったわけだが、なんと意外にも胃にもたれるどころかすこぶるスムーズな消化。体は軽く、エネルギーに満ち溢れ、数時間後には清々しく腹が減っていたのだ。普段心がけている野菜たっぷりの食事の方が、むしろ内臓がゴボゴボして重たい。これはちょっとした衝撃だった。だって普通さー野菜は体にいいって信じてるでしょ。長年ダイエットしてきた人なら特に強固な思い込みだよね。摂食障害者にとっちゃ肉なんて毒物クラスの恐怖の対象なのだ。ああそれなのに。ちなみにそのトンカツの時は米をかなり少なめに食べた。その「肉メイン」っぷりがまた俺の内臓には適していたのかもしれぬ。何だかこれから「体に合う食事」を求めて壮大な旅が始まる予感だなあ。胃やら腸、体の軽さやエネルギーの具合、肌の調子に至るまで全てを観察していこう。肉は控えめに、と長いこと思ってきたが、低脂肪の部位を選んで食べればいいのかもしれないね。 そういえば昔スリーインワンのワークショップで、筋反射を使って体に合う食材を調べたことがあった。まあOリングのやや精度が高いバージョンというところなのだけど、合わないのは「とうもろこし」合うのは「羊肉」と出た。他にも色々あったが何故この2つだけ覚えているかというと、納得いかなかったから。とうもろこしを食べて体調が悪くなった覚えはないし、羊肉は臭みが気になって殆ど食べられない。そんなわけでその結果は無視して暮らしてきたが、よく考えるととうもろこしなんて大量に食べたことがない。たとえばトルティーヤを主食にするとか、本当にもろこしメインの暮らしをするとまずい、そういう意味なのかもしれない。そして羊肉もたまに全く臭みのないものに遭遇すると大変おいしく感じる。これは大いに食べるべきなのかもしれない。だいたい例の血液型別食事法でも、とうもろこしはO型の避けるべき食品の筆頭に挙げられているのだ。あのワークショップでメモしたノート、引っ張り出して参考にするかなあ。 なんつーことを考えつつ、夕焼けも眺めつつ今日は電車に乗っていたのだけど、なんだか不思議な日だったなあ。切ないぐらい世界に溶け込みたいと思った。電車の窓から見える建物、その中に多分ある小さな店の薄暗い空間だとかそこに集まる人の人生だとかを、何故だか突然むしょうに共有したいと切望してしまった。世界をまるごと、ではなくて、世界の小さいすみっこを一つ一つ訪ねては強引に抱きしめたいような、言葉にすると非常にめんどくさく分かりにくい気持ち。何だったんだろうなあ。変な午後だったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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