行ってきた、髪を切りに。あんまりにも素晴らしすぎて勿体ないので詳細は書かない。ただ、切ってもらいながら、話を聞きながら、頭の中にはずっと「生命の木」みたいな大きな木のイメージが浮かんでいた。私の体は木で、髪はその枝だ。どうして今まで気付かなかったんだろう?髪は、指や目や背中と同じように大事な体の一部だったのだ。「私の頭の上にくっついてる変なあいつ」ぐらいにしか思っていなかった。「死んだ細胞だし~」なんて思っていた。昔より随分と自分の体を愛せるようになったけど、髪の毛だけはどうも眼中になかった。かわいそうな髪の毛は今までずっと私から切り離されていたのだ。
ああ、なんか嬉しいなあ。気がついてみたら、髪の毛の一本一本まで自分だった。自分が自分だと思っていた範囲がほんの少し広がるだけで、こんな人生変わったような気分になるなんて。毛が、キーキーちゃぷちゃぷ喋っているような気がする。今日からいっぱい撫でてあげよう。
※これ以上メッセージをもらってしまう前に、追記。現在ここは予約がいっぱいだそうで、ひっそりやっていきたい美容師さんに迷惑をかけてしまうので、実際に会ったことのない人への紹介は遠慮させてください。私もネットでしか知らない人に紹介してもらっといてアレなんだが、すんません。こういう「行ってよかった系」日記を書くと知らない方からドバーと「教えてメッセージ」を頂くので、ああ実はこんなにここの日記を見てくれてる人がいるのねーと、その点は嬉しかったり。
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