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道具されど道具 私達が仕事をする上で、道具や機械は必要なパートナーです。 職人と言われる人々の道具に関する逸話は良く聞きます。 元巨人の清原和博選手の道具に対してこだわりは、すごいものがあります。 ホームランを打ってバットを投げて走る姿は確かにカッコイイ!しかし、折れたバットを大事に持ち帰る清原の姿にこそ彼の職人たる所以ががあると思います。 こんなお話を聞きました。当店のみさちゃんは、昔、ビデオの部品の製造の工場で働いていました。 何処の工場も今時コンピュータ制御されていて、いつも同じ製品が出来上がってきます。 ところが、時として製品にムラが生じるのです。 どうしてなんだろうと観察を続けたそうです。 よく観察してると、機械の主電源を入れる担当者が「今日も一日頑張ろう!」ってスイッチを入れた日にはほとんどミスはなく、昨日の家庭でのイライラや睡眠不足でイヤイヤ電源を入れた日には決まって不良品が出たと言う。 そこで、彼女は30分早く出社し職場の掃除をし、花を飾り笑顔で皆を迎える事にしたそうです。 元気のなさそうな人にはこちらから声をかけて上げたそうです。 勿論、それからは、このラインからはミスや不良品が激減したそうです。 機械や道具は大切に扱えばよく働いてくれます。粗末に扱えば調子が悪くなります。 物は生きてはいませんが、扱う人の思いでそのまま反映してくるのですね。 人を思いやる心づかいが物にも伝わるのですよね。 ※ みさちゃんの絵筆はこんな思いから生まれました。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.26 07:26:10
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