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小沢新党「国民の生活が第一」
民主党を離党した小沢一郎氏と支持グループ議員は 11日夕、新党「国民の生活が第一」の結党大会を 憲政記念館で開き旗揚げした。 党代表には小沢氏が就任、選対委員長を兼務する。 次期衆院選をにらみ反増税勢力の結集を図り、 地域政党との協力関係の構築を目指す。 新党は「国民の生活が第一」を基本理念に掲げ、 消費税増税の先行反対や脱原発を訴える方針である。 ところが、ほとんどのメディアは小沢新党支持率が 20%弱であり、橋下大阪市長率いる「維新の会」 など地域政党との協力関係のを構築できないと影響力 がないと盛んに書いています。 ところが、当の橋下大阪市長は、野田首相をべた褒め したり小沢新党との連携条件に「TPPが軸」だ! などと発言している。 脱原発から一転して条件付けなら賛成と「猫の目」の ような政策に飯山一郎氏はついに馬脚をあらわした! 本性が露呈した!電波芸者だ!としている。 小沢氏は最初から橋下大阪市長のような芯のない 輩をあてにはしてはいないだろう! 本日も、まともな報道をして下さっている田中龍作ジャーナルさん の ブログから掲載し紹介致します。 小沢新党 「増税撤回」「地域主権」 「脱原発」を掲げ 2012年7月11日 23:46 突き上げた拳の先にあるのは、民主党、霞が関、記者クラブ…=11日、憲政記念館。 写真:田中撮影= 「俺たちはなあ、オザワがいなきゃあ生きてゆけないんだよ」。小沢一郎氏が民主党幹事長だった頃、ある老練フリーカメラマンが吐き捨てるように言った。良くも悪しくもオザワ、という意味だ。 11日、憲政記念館で開かれた「小沢新党」の旗揚げ式には、記者、カメラマン、ワイドショーのスタッフを合わせると100人近いプレスが詰めかけた。野田首相の記者会見より遥かに多い。 大半は記者クラブメディアだ。新聞・テレビは、批判記事を書くのにこれほどの人数を投入する。霞が関とその広報部である記者クラブは、彼らの既得権益を奪う恐れがある小沢氏を最後まで叩くつもりだ。 財務官僚出身の衆院議員がこんなことを言っていた。「小沢さんはどこに手を突っ込めば、どれくらいの予算を引き出せるかを知っている」。かりにこれが実現すると各省横並びの予算編成は崩壊する。霞が関はこれを恐れ忌み嫌う。 記者クラブは記者会見の開放を強いられる。国民の財産であるはずの公共の情報を私企業(NHK以外)の新聞、テレビ、通信社が独占する。これも崩壊する。日本をがんじがらめにする霞が関と記者クラブにしてみれば「クーデター」だ。国民からみると「革命」となる。 新党の名前は「国民の生活が第一」。衆参あわせて49人の議員が参加する(11日現在)。代表は小沢一郎氏。右腕となる幹事長は東祥三衆院議員だ。 小沢代表は結党あいさつで党の基本方針を明らかにした。「地域主権を確立するための行財政改革」「スケジュール感を持ったデフレ経済対策」「脱原発」などだ。 民主党がグチャグチャになったのは綱領がなかったためと言われる。新党「国民の生活が第一」は三本柱からなる綱領を設けた。 1、「国民の主権」 国も官僚も企業も団体も、もはや公共の福祉の名の下に情報を独占し隠ぺいすることは許されない。 2、「地域主権」 国と地方の関係については、統治機構の抜本改革の中で協議を先行させる。 3、「国家としての主権」 安全保障のみならず文化・教育・科学技術・経済・金融・外交等々、真の主権国家を確立する。 3つとも自民党、民主党ではなしえなかったことである。特に1と2は、霞が関と記者クラブの既得権益にメスを入れるものだ。またもや国税庁あたりから金銭に絡んだスキャンダルが流布され、新聞・テレビが喧伝するだろう。 小沢新党は今後も叩かれそうだ。官僚とその手先である記者クラブに支配され続けているうちに、この国は終わってしまわないだろうか。 ◇ 『田中龍作ジャーナル』は読者のご支援により維持されています。詳しくは右肩の文章をご覧下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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