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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 24, 2007
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 今日は、かって映画やドラマでも話題となったホラー、「リング」(鈴木光司:角川ホラー文庫)である。実は、私は、映画もドラマもろくに観ていない。だから、知っているのは、井戸から怖い人が出ている話だと言うくらいである。

 それでは、なぜこの小説に興味を持ったかと言うと、このシリーズの映画版の完結編にあたる「リング0 バースデイ」に仲間由紀恵が出ていたらしいからだ。(「やっぱりそこか!」のツッコミあり。)もっとも、この映画も観ていないのではあるが。

 古書店で105円で売られていたこともあり、続編の「らせん」といっしょに買ってきた。

 舞台は、平成の世になってまもない頃のようだ。4人の男女が同じ日の同時刻に亡くなる。雑誌記者の浅川は、この事件に疑問を抱き、真相を追究し始める。浅川が行き着いたのは、一本の呪いのビデオテープ。観たものは、1週間以内にあるおまじないをしないと死が訪れる。しかし肝心のおまじないの部分がない。浅川は親友の高山竜司といっしょに、呪いを解く方法を捜し求める。そして、浮かんだのは、山村貞子という超能力を持った美しい女性に起こった悲しい出来事・・・。

 テープの謎を調べていくところは、非常に面白く読めるが、冷静に考えてみると、どうも、不自然なところも多い。貞子が死んだのは25年前である。どうしていまになって呪いが発動したのか。また、その当時は、昭和40年代初めであり、まだビデオなんて、見た事もない人が多かったはずである。どうして、その頃死んだはずの貞子が、ビデオを使った呪いなんて思いつくのだろう。ここは、あまりつっこんではいけないところか。きっと超能力のなせる業だったんだろう。

 また、最後の方では、ウィルスが原因なんて言い出したが、どうしてビデオを見ればウィルスに感染し、おまじないをすれば発病しなくなるのか納得のいく説明がされていない。このあたりは、変に科学的説明をつけようとせず、不思議は不思議なままにしておいた方がよかったのではなかったか。それとも続編では、この疑問を解決してくれるのだろうか。


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「リング」(鈴木光司:角川ホラー文庫)
   



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Last updated  March 22, 2008 10:32:28 PM
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