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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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March 23, 2008
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カテゴリ:映画(日本映画)

 土曜の夜は日本テレビ系の金曜ロードショーで「妖怪大戦争」を観ていた。2005年の角川映画である。一応、1968年の大映映画のリメイク版という位置づけらしいが、内容はだいぶ異なっているようだ。宮部みゆきと雑誌『怪』編集部の旧作に関する雑談がきっかけで企画された映画のようである。そのためか、宮部みゆきもちょっとだけ学校の先生役で出演していた。また、制作には、この道の専門家?である、水木しげる、京極夏彦、荒俣宏、宮部みゆきといったすごい面々が参加していたらしい。

 お話は、両親の離婚のため鳥取に引っ越してきた都会っ子の稲生タダシが、伝説の「麒麟送子」に選ばれたことから、世界を破滅させようとする魔人・加藤保憲と戦うというもの。加藤保憲とはどんな人物か、川姫の過去の出来事、タダシはなぜ麒麟送子に選ばれることになったのか等、説明不足の点が目立ち、結局妖怪たちが大騒ぎしていた場面だけが頭に残る映画になってしまっている。

 妖怪たちはユーモラスで面白かった。でも、スネコスリは、もっとかわいくデザインしても良かったのではと思う。いかにも間に合わせで作ったような感じがしてちょっといただけない。また、加藤保憲は、「帝都物語」での嶋田久作のイメージが強いので、豊川悦司だとどうも違和感がある。

 ところで、麒麟送子って、結局武器(聖剣)の方で勝手に戦っているような感じで、誰かが剣を持っていなくてもいいんじやないかと突っ込みたくなった。それに、加藤の企みが失敗する原因が小豆洗いの小豆一粒というのもかなり安直な気がする。

(原作)
・荒俣宏

(監督)
・三池崇史

(出演)
・神木隆之介(稲生タダシ/麒麟送子)
・宮迫博之(佐田(雑誌「怪」編集者))
・近藤正臣(猩猩)
・高橋真唯(川姫)
・阿部サダヲ(川太郎)
・栗山千明(鳥刺し妖女アギ)
・豊川悦司(加藤保憲) 他



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Last updated  March 23, 2008 02:50:17 PM
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