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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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September 10, 2024
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 サラリーマン出世物語の観がある島耕作シリーズだが、この巻では耕作の主任時代が描かれている。ちなみに、主任というのは一般に係長より下の職位である。この作品においても係長編があるので、同じような扱いなんだろう。

 読んでみると、当時と今の考え方の違いが良く分かってなかなか興味深い。当時はいわゆるモーレツ社員がもてはやされた時代だ。つまり24時間働けるかどうかだ。今こういったことをやれば超ブラック企業と思われ、入社希望者はいなくなるのではないだろうか。

 キックバックは当たり前、労基法ってなに、それ食べれるのと言った時代であり、いくら自分の仕事が終わっていても、残っている人がいればその手伝いをしないと帰り難い。いかにも昭和のニッポン。本作はアメリカ的な個人主体の考え方より日本の組織的な考え方の方がいいように描かれているが、私にはかなり違和感がある。遅くまで残っていること一つとっても、それはその社員が能力が足らないか、仕事が出来過ぎて、ものすごく仕事を抱えているかのどちらかだ。それを調整するのは本来管理職の役目なのだが、それらしき場面は出てこない。

 出てくるのは、社内政治に精出す上役たち。そして全体主義的な職場。就業時間前にはみんなで社歌を歌う。ものすごく違和感があり、こん会社には絶対に就職したくないと思う。しかし昭和の時代、会社ってかなりブラックだったんだということと、小物感漂う上司が多かった(小物ほど出世する観があり、よくこれでニッポンNO.1といわれた時代があったなあと思う。)というのは思わす共感してしまう(笑)
☆☆☆





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Last updated  September 10, 2024 09:54:56 AM
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