土手町南蛮樋(南蛮樋のある町平尾1)
柳井市に接した、室津半島の西側にあるのが熊毛郡平生町である。人口約13,600人ののどかな町である。所用でここに泊まったが、日暮れまで少しの時間があったので、少し宿の周りを歩いてみることにした。 歩いてみて初めて知ったが、ここは、江戸時代毛利氏の家老である大野毛利氏が支配してたそうだ。大野毛利氏はこの辺りの干拓を行った。この干拓地の雨水を排除するため、当時のオランダの最新技術である「南蛮樋」が建設され、そのうちの一つが、「土手町南蛮樋」として今も残っている。この南蛮樋は、山口県有形民俗文化財に指定されている。○土手町南蛮樋 よく見ると、道にあるマンホールの蓋にも、この南蛮樋が描かれていた。○平生町のマンホールの蓋 (続く)○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら