近隣国の人々に言いたいこと。
私は生粋の日本人であり、戦後に生まれた団塊の世代の人間だが、サーチナやカイカイなどのネット上での中国人や韓国人の書き込みを見ていて、どうしても言っておきたいと思うことが出てきた。先ず、中国本土の人々や韓国の人々が、日本に旅行に来てみて、それまでの日本のイメージは自国政府のプロパガンダによるものとは全く違っていることで完全に誤りと気づき、人々の優しさや、民度の高さ真面目さ、職業意識の高さ、公共のあらゆる場所の清潔さ等に、学ぶべきことが多いと言う意見を多く見る。そして自国の現状を比べて、「100年経っても我が国では無理」等と言う書き込もよく見受けられる。彼らが日本の多くの商店やホテル、交通機関などで味わった日本人の礼儀正さや、謙虚さなどから、日本人の市民レベルの優れていることを取り上げて、「日本の国民は素晴らしいが、日本の政府が悪いだけだ」などと言う意見が大勢を占めていたりする。まあ、彼らは自国の政府の行った教育が日本を悪者に仕立てていたことにある程度気づいて帰国するわけだが、残念ながら洗脳から完全に覚醒する訳ではないことが容易く見て取れる。それは、自分たちが受けた教育内容が現実とは乖離したものであることは、実際に日本へ来てみればすぐに判ることなのだが、実際に日本へ来て、現在の日本をその目で見たとしても、嘗て日本軍が大陸で戦った際に残酷に殺戮をしたと言う、刷り込まれたイメージが払拭されるような機会は、ただの観光旅行ではおよそ有り得ないからに他ならない。自分で戦争の惨劇を見ていない70歳以下の人々が日本へ来る旅行者の殆どであるわけだが、彼らは主に学校教育やTV放送などを通じて、日本軍が自国を侵略して多くの中国人を虐殺し、南京では30万人もの市民を大虐殺したと教えられて育った為、その刷り込まれた知識を覆すような観光地などは何処にも存在し得ないのだし、当の日本人の多くさえ、南京で日本軍は中国の民間人を殺したのだろう・・・などと思うほどに敗戦後の日本の教育は台頭した、左翼的報道によって偏向したものになっていったのです。当然のことだが、日本人の優しさや、礼儀正しく嘘を言わないことを目の当たりにしても、膨大な中国人が理不尽に虐殺されたということまでが中国政権の作り上げた偽りのプロパガンダであるとまでは、全く思い至らないと言うことだ。残念なことだが、彼ら中国人は、今の日本人が知っている決して充分ではない知識よりも、さらに大東亜戦争の真実を知らされていないため、実際に日本軍とは無関係な内戦で共産軍や国民軍によって殺された数千万人と言われる中国人民が居ることも知らず、チベットやウイグルで何が行われてきたかも殆ど知らずに、日本軍が悪逆非道な事ばかりを行ったと今も信じているのです。それでも、その彼らに、私は言いたいのだ・・・、中国の人々も100年経っても日本人のような礼儀正さと清潔さ、嘘を言わない誠実さや秩序を重んじる社会性を獲得できないだろうと感じて居る程なのに、日本の国民が今の民度まで成熟するのに、敗戦で焦土と化した日本から数十年しか必要としなかったと、どうして思えるのだろうか?どうして戦前の日本人も既に誠実で優しく、礼儀を重んじる人々であったと想像して見ないのでしょう?あなた方をして「100年経っても日本の様にはなれない」と言わしめる、そのような社会は、この日本でも僅か数十年で築けるものである訳は無いのです!国民の素養は個々の親の素養に掛かっているから、100年ぐらいでは国民の民度は変えられないことに気付いているあなた方なら、今を生きている日本人の親達、そしてそのまた親達が生きた明治時代や江戸時代から、日本人は真を尊び、嘘を卑しみ、誇り高く生きようとする民であったと何故想像できないのだろうか?日本の政治家は皆優れているわけでは決して無いけれど、「政府は悪いが国民は優れている」などと言うのも間違っていると思います・・・。あなた方の中国とは異なり、日本の政府は、日本の国民が公平な選挙で選んだ結果の政府であるから、多くの日本人の総意を具現化しようとしている政府に他なりません。時の政権の責任はそれを選んだ日本国民が負うということです。確かに戦前の日本では、男尊女卑といった雰囲気は今よりずっと顕著であったし、学校教育でも体罰は普通のことで、日本軍の軍規は厳しいものだったろうけれど、日本軍が南京を陥落させた当時南京に従軍した日本人は、司令官から誇り高い皇軍として振舞うように厳しく命じられていたし、殆どの兵士は「基本的に今の日本人と殆ど変わりない民度を持つ、心優しく、正義を重んじる気高い日本人だった」と言えると思います。元を質せば中国軍に兵器を売っていたドイツ人の商人ジョン・ラーベが、日独の同盟が実現すればシーメンス社の兵器が中国へ売れなくなることを恐れ、日独の接近を阻止するために母国への捏造報告をした記録や、ティルマン・ダーディン記者などの中国側からのみの伝聞による取材を伴わない記事による誤報、マイナー・ベイツの東京裁判での根拠の無い証言などがこれまで南京大虐殺の根拠とされて来ましたが、そもそも日本軍による民間人への虐殺事件などは全く事実無根であり、その出所は日本軍に全く太刀打ちできなかった中国国民党の情報戦略だったことは今では明白な事実と言えるはずです。 「アメリカの新聞雑誌にウソをつくこと、だますこと・・・アメリカを説得するためなら、どんなことでもしてよい、(という政策が)中国政府唯一の戦略になっていた」(アメリカのジャーナリストで、中国国民党宣伝部の顧問であったセオドア・ホワイトは、書いています。) アメリカはまんまとそれに乗って中国の支援をしてしまったと言う訳です。是非、ジョン・ラーベ ;マイナー・ベイツ ; ティルマン・ダーディン ; セオドア・ホワイトなどの名前で検索してみてください。きっと何かわかるはずです・・・・・。実際に戦争を見ていない私が、戦争状態で起きたことを、全て日本人による正義の実行であるとはまでは言えないけれど、中国の奥深くまで進軍した私の父親は、私以上に正義に篤く、嘘を忌み嫌う心優しい日本人であったと断言できるから、あなた方が教えられたような残酷で非道な日本軍人は本当の日本軍人の姿では無いと思うのです。私はそのように、自分たち日本人の先祖をその歴史的合理性から信じられると見ているわけです。それから、日本に来てみて、日本への認識が変わった近隣諸国の人達に伝えたいことがあります。嘘で騙して勝利することを賢いと思っているうちは国民も国も決して良いものにはなり得ないのではありませんか?日本の現在は、嘘を卑しいと教える親によって築かれたと言っても過言ではないのです。他者を尊重し、嘘を止め、過度な利己主義を改めねば信頼される国にはなれないでしょう。私には、そう思えるのです・・・・。