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カテゴリ:お出かけ
皆さま こんばんは 夏休みに突入しましたね お弁当作りがないお蔭で5時起きから 解放されて嬉しい反面 毎日朝・昼・晩・朝・昼・晩と 食事を作るのが苦痛で苦痛で… 「いいや、今日はお昼はお菓子で」 ということが出来ない… これがあと1か月以上続くのかと思うと ゲッソリです 先日六本木の国立新美術館へ行ってきました。 7月から公開されているオルセー美術館展です。 オルセーと言えば印象派。 印象派と言えば モネにルノワール、セザンヌにマネでしょ… 違います。 え? 違います マネは印象派ではありませんけど 美術史をウトウトしながら聞いていた私は 大きな間違いを犯しておりました お恥ずかしや…
この『印象派』という言葉が決して好意的につけらられた 言葉ではなかったとは…。 ルイ・ルロワという画家でもあり批評家でもあった彼が モネの「印象・日の出」を観て言った 「これは絵ではなく、印象でしかない」 これがきっかけで印象派という言葉が生まれたようです。 写実性や宗教画が好まれた当時には理解しがたい ものだったのかもしれません。 新しいことを試みようとするとこぞって批判するのは いつの時代でも変わらないですね 展示された84点の中で一番多かったのがマネの絵でした。 マネは印象派としては一度も展示会に出品したことは ありません。 それでも尊敬するマネをとりまく前述の画家達は お互い切磋琢磨しながら絵画制作をしていました。 近代画家の巨匠達が一堂に会して写生会を開いていた とはなんて豪華な空間 興味深かったのが絵の中に他の画家や、画中画が 大変多く描かれていること。 関連のある絵を見比べると当時の交友関係が 手に取るように分かり、面白いです このことに気付いたのは 吉川節子著「印象派の誕生」 を読んだことがきっかけでした。 もしもこれから行こうと考えていらっしゃる方は 是非その前にこの本を手に取ってみてください。 何倍も楽しめるはずです ちなみに… 国立新美術館の中にある ムッシュポールボキューズさんのクレーム・ブリュレは 美味しすぎてほっぺたが落ちちゃいますよ 今日の一枚です。 クッション 「モネ ダリアの咲く家 Large」 アルジャンタイユにあるこの家を借りることを 薦めたのもマネでした。 この庭でマネが写生しているモネを、 モネが写生しているマネを描いている絵も残されています。
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