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テーマ:インド旅行記(79)
カテゴリ:お出かけ
こんばんは M&M Sisters 長女のESです。
今回のインド行きは ロム君の遺骨ペンダントを握りしめて ガンジス川の畔に立つこと。 ガンジス川の有名な儀式が行われる ダシャーシュワメート・ガートを目指します ヴァラナシの街に入り 野良なのか飼い牛なのかは不明だけれど 牛たちが人間の食べ残しをモグモグしているのを 横目に進んで行くと オレンジ色の服をまとい 裸足で黙々と歩くグループを 頻繁に見かけます。花びらの飾られた棒の両端に 小さな入れ物を持って歩いています。 付き添いのインド人の説明によると この人達は自分の家から黙々と歩き ガンジス川の水を汲んで また黙々と歩いて帰るのだそうです。 たぶん同じ部落や近所の人たちとグループに なって歩いているんだね 川の水を持って帰って それから寺院に家族そろってお参りして 奉納するとのこと 遠くからテクテクずっと歩き続けているので 川の近くになると 足を引きずっていたりします。 女性のひとり歩きもいましたよ。 そしてようやくガンジス川に着いて とてもみんな嬉しそうに水を浴びて 汲んでいました。 ガンジス川の水はびっくりするぐらい 汚れているのだけれど 腫れた足を引きずって歩いてようやく着いたんだもの そりゃ嬉しくって思いっきり川に飛び込むよね。。。と 妙に納得するわたし さて肝心の私は まず参道について慄きました すごい人・すごい音・道はびちゃびちゃ 慄く私の意識のせいか 果てしなく長く感じる参道 でもようやく到着です。 早速 特等席を確保して 日本で言えば ビーチサイドの海の家みたいなところで プラスチックの椅子を借りただけ ヒンズー教の儀式である 火を消してお祈りをささげるアルティの 始まりを待ちました。 蚊に刺されないように何度も虫よけを足にプッシュしながら 6人の僧侶たちによって執り行われるのですが 付き添いのインド人によると この人達は近くのヒンズー佛教大学の学生たち らしいです。 どうりで若くてイケメンばかり 最後はガンジス川に火を捧げる踊りで 終わるのだけれど それを見ている見物の人たちが いったいどれぐらいいたのだろう? 万単位でいたのではないか。 私はヒンズー教のこと何にも知らず インドのことも人口がすごく多くて 貧富の差が激しくて 病気で死ぬ人が多い ぐらいしか知らなかった。。。 でもここに来て ヒンズー教の祈りと歌と踊りを 見ているうちに めちゃくちゃ感動して楽しくなって 思わず一緒に手拍子してしまった。。。 なんだろう、この感動は そして この場に集まっている人達の 活気を熱を浴びて すごいぞ インド、すごいぞ ガンジス川って 心に大きな波が押し寄せた 今まで割とたくさんの国に行く機会があって たくさんの経験をしてきたけれど インドはいちばん汚いかもしれないけれど いちばん人々の活気がある場所だと 感動した そして儀式の終わりとともに 闇が訪れ ロム君と私の心もガンガの女神様に やさしく抱かれて眠りについたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.08 12:31:09
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