|
カテゴリ:精神 心理
世間一般では
「死」 という事柄が 「悪」 としてみられる事が多い けれど、 世界に名を馳せている作品の多くには、 必ずと言っていい程 「死」 がつきまとうものだ 「死」 があるからこそ話しに深みを増し、 「死」 によって伝説になるときもある 特に 若く美しい男女が死んでいく様は圧巻だ (と思う) そして多分、自分の中で、 その悲劇に感極まる理由は、 命のはかなさをうれいる事よりも、 そこに映されている、みずみずしい肉体が、 「死」 という事柄によって醜く朽ち果てていくという 事実を口惜しく思う事だからに違いない 肉体の劣化は、 人にとって、ひどく悲しい事柄なのは確実だ そして、それは 生きている間に起こる肉体の劣化も同様で、 垣間みえにくい死後の肉体の劣化とは対照的に、 それ以上に その(肉体の劣化) 現実をひどく見せつける事柄で、 時として、(生きている間の肉体の劣化は) 不快な物体として映る事がある ![]() ![]() ![]() 人が老いという肉体の劣化にさいなまれるのは、 普通であるのに、 その普通が、とても「悪」に見えてしまう そうした事から、 それまで、悲しいとされていた 「死」 が、 とても新鮮に、 羨望な眼差しでみてしまい、 その 「死」 を美徳とし、 その行為自体に、 「美しい」 という価値観までみせる時がある ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.09 23:59:51
コメント(0) | コメントを書く
[精神 心理 ] カテゴリの最新記事
|
|